マイルが貯まるクレジットカード:ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

最終更新日 2021年4月6日

ANA(全日空)のマイルを貯めるためにもっとも優れたクレジットカードの1つである「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」について説明します。このカードは、名前のとおりANAカードとアメリカン・エキスプレス・カード(アメックスカード)の両方のゴールドカード機能を持つクレジットカードです。
マイルを貯めるためのクレジットカードを探している方向けに、公式サイトではわかりにくいメリットやデメリットを紹介します。

ANAでマイルを貯める

ANAに乗る機会のある方は、ANAのマイルを貯めている、または貯めたいと思っているでしょう。本来、マイルは飛行機に乗って貯めるものでしたが、現在ではクレジットカードなどを利用して貯めているケースも増えてきました。ANAのマイルを貯めるためのいろいろな方法については、このブログの「ざっと知りたい!マイルの基本-ANAマイレージクラブ」をご覧ください。

ANAのマイルを貯められるクレジットカードは数多くありますが、マイルの貯まり方や使い勝手はそれぞれ異なります。
この記事では、クレジットカードを使ってANAのマイルを貯めるためにもっとも適したカードの1つである「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」について説明します。

「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」とは

「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、ANAカードとアメックスカードの提携カードです。ANAカードとアメックスカードの両方のゴールドカードの機能を持っています。

ANAカードは、文字通り、ANA(全日空)のカードです。いろいろな種類がありますが、どれもANAのマイルを貯めるために有効なカードです。その意味では、どれを選んでも同じです。複数のANAカードの中からどのカードを選ぶかについては、そのカードがどこと提携しているかによります。
ANAカードの種類については、このブログの「マイルが貯まるクレジットカード:ANAカード一覧」で説明しています。

「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の提携先は「アメックス」です。アメックスは、クレジットカード会社であると同時にVISAやMastercardといった国際ブランドの1つです。
アメックスカードの全般的な内容については、このブログの「マイルが貯まるクレジットカード:アメリカン・エキスプレス・カード」で説明しています。

国際ブランドについては、このブログの「クレジットカードの国際ブランドについて解説します」をご覧ください。

年会費が必要です

マイルが貯まるクレジットカードは、ほとんどすべて年会費が必要です。クレジットカード会社は、カードの利益でマイルを購入しています。したがって、年会費なしではカードを維持できません。
このカードも例外ではありません。年会費は、次のとおりです。

基本カード 34,100円(税込)
家族カード 17,050円(税込)

基本カード(本会員)が34,100円、家族カードは1枚に付き17,050円です。相当に高額です。
家族カードの利用分は、本会員のポイントとして貯まります。支払いも本会員ですので、お間違えなく・・・。

家族カードは、配偶者、両親、18歳以上の子供が対象です。家族カードの対象者には「生計を共にする」という条件が付くことが多いのですが、アメックスの場合はその条件がありません。結婚して独立した子供に持たせるケースはあまりないと思いますが、年金暮らしの両親を経済的に援助している場合は対象になります。たとえば、実家の光熱費をこのカードで支払えば、毎月コンスタントにポイントが貯まります。

家族カードの申し込みで1,000ポイントのボーナスポイントが貯まります。1回だけですが、隠れたメリットです。
家族カードの発行には審査はありません。本会員の基本カードが発行された時点で審査は終わっています。ただし、本会員の経済状態が大きく変わってしまっている場合や、家族カードの対象者が過去にアメックスから強制解約になっている場合など、特殊なケースでは発行されない可能性もあります。

ポイントをマイルに移行します

このカードを利用すると、ひとまずアメックスのポイント(メンバーシップ・リワード)が貯まります。直接、ANAのマイルが貯まるわけではありません。
還元率は、

100円=1ポイント=1マイル

です。貯まったポイントは、1,000ポイント(1,000マイル)単位で移行できます。直接マイルが貯まるカードと比べて一手間面倒ですが、その代わり大きなメリットがあります。

ポイントの有効期限が無期限

通常、ANAのマイルの有効期限は36か月(3年)です。このカードで貯めたポイントの場合も、マイルに移行した時点から36か月になります。しかし、移行する前のポイントの状態で持っていれば、無期限です。特典航空券に変えるときに一気に移行することにすれば、期限を気にせず気長に貯めていくことができます。

ボーナスポイント(ボーナスマイル)が豊富です

通常の利用方法では、「100円=1ポイント=1マイル」ですが、このカードにはさまざまなボーナスポイントやボーナスマイルがあり、それを利用すればもっと高い還元率でマイルを獲得できます。

直接マイルになるのがボーナスマイル、アメックスのポイントとして貯まるのがボーナスポイントです。
ボーナスポイントも、通常のポイントと同様に1ポイント=1マイルのレートで移行できます。

入会ボーナスマイル

このカードに入会するだけで、2,000マイルもらえます。さらに、家族カードを発行すると、1枚に付き1,000ポイントです。

継続ボーナスマイル

カードを継続すると、年会費支払い月の翌月末ごろまでに2,000マイル積算されます。家族カードは対象外です。
カードを持っているだけで毎年必ずもらえます。飛行機に乗ったときといった条件はありません。

ANAグループでのボーナスポイント

ANAの航空券や機内販売など、ANAグループでこのカードを使うと、ポイントが通常の2倍になります。

ANAカードマイルプラス

ANAカードマイルプラス提携店でこのカードを使うと、ポイントとは別に100円につき0.5~1マイル貯まります。ポイントと合わせると、100円に付き1.5~2マイルになり、これは、相当に高い還元率です。
デパートの大丸・松坂屋、高島屋やガソリンスタンドの出光、ENEOSなどが対象です。このほか、さまざまな店舗が対象になっています。どのような店があるかについては、次のANAのサイトで確認してください。

ANAカードマイルプラスで貯める

よく使う店が含まれていれば、ラッキーです。

搭乗ボーナスマイル

ANAに乗ったときのフライトマイルに25%のボーナスマイルが付きます。
たとえば、東京-大阪間を普通運賃で片道乗った場合、フライトマイルは

280マイル

です。しかし、このカードを持っていれば、搭乗ボーナスマイル25%が加算され、

350マイル(280+70)

になります。
ANAの国内線・国際線によく乗る方には、特におすすめです。

期間限定キャンペーン

期間限定ですが、新しくこのカードを作るときにボーナスポイントがもらえるキャンペーンを行っています。
現在のキャンペーンは、入会後3か月以内のカード利用で、最大60,000マイル相当獲得可能です。

  • 入会ボーナス2,000マイル
  • 入会後3か月以内に30万円のカード利用で8,000ボーナスポイント
  • 入会後3か月以内に60万円のカード利用で15,000ボーナスポイント
  • 入会後3か月以内に100万円のカード利用で25,000ボーナスポイント

さらに

  • 100万円のカード利用で獲得できる通常利用ポイント10,000ポイント

また、ANA独自のキャンペーンも行われており、両方獲得できます。ANA独自のキャンペーンでは、最大12,000マイル獲得可能です。

キャンペーン対象期間
2021年3月15日(月)10:00 ~20201年6月30日(水)入会受付分
(2021年7月31日(土)カード発行分まで)

カード利用特典
対象期間:2021年3月15日(月)~2021年8月31日(火)クレジット決済分について

  • 30万円以上60万円未満の利用で5,000マイル
  • 60万円以上の利用で10,000マイル

搭乗特典
対象期間:2021年3月15日(月)~2021年8月31日(火)搭乗分(1回以上)について
事後登録:2021年9月15日(水)積算分まで
対象運賃:マイル積算対象運賃
対象路線:ANAグループ運航便

  • 2,000マイル

条件達成後にANAよりマイルで付与されます。ANA独自のキャンペーンでは、期間中にANAのキャンペーンサイト「入って!使って!乗って!ANAカード入会キャンペーン2021」からの参加登録が必須となりますので、ご注意ください。

両方合わせると、最大72,000マイルになります。

詳しくは、下のバナーからアメックスの専用サイトに遷移して確認してください。カードのお申し込みも可能です。

アメックスゴールドカードとしての機能が売りです

空港のカードラウンジを利用できます

空港にあるカードラウンジ、国内28空港とハワイのホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)が利用できます。
※仁川国際空港でのラウンジサービスは2019年4月30日をもちまして終了いたしました。

空港のカードラウンジでは、出発前や乗継時間に飲み物を飲んだり、軽食を食べたりして、くつろぎながら時間調整ができます。
たとえば、成田空港の第1、第2ターミナルにあるIASS EXECUTIVE LOUNGEの室内は、こんな感じです。

成田空港のIASS EXECUTIVE LOUNGE

ソフトドリンクが飲み放題で、雑誌や新聞も置いてあります。

対象となるクレジットカードのゴールドカードを持っていると利用できます。

IASS EXECUTIVE LOUNGEご利用対象カード

アメックスカードも対象で、もちろんこのカードでも利用できます。家族カードでも大丈夫です。
さらに、アメックスカード独自の特典として、カードの持ち主だけでなく同伴者1名も無料で利用できます。通常、同伴者は1名から有料ですので、使い方によってはかなり有利な特典です。

カードラウンジについては、このブログの「クレジットカードで入れる空港ラウンジ(カードラウンジ)」で説明しています。

保険が充実しています

海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険も充実しています。
本会員だけでなく、家族カード会員であっても補償されます。また、カードを持っていない場合でも、生計を同一にする親族であれば対象になります。ただし、家族カード会員や親族の場合は、補償額が少なくなります。以下のリストは、本会員の補償額です。

海外旅行傷害保険

障害死亡・後遺障害 最高1億円
障害・疾病治療 最高300万円
賠償責任 最高4,000万円
携行品損害 免責金額3,000円/1旅行中最高50万円/年間限度額100万円
救援者費用 最高400万円

カードを持っていれば自動的に補償されるわけではなく、条件が付いています。条件は、アメックスのサイトで次のように説明されています。

ご旅行前に日本国内にてカードで日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をお支払いになられた場合、海外旅行(カードで前述の料金をお支払いいただいた旅行に限ります。)を目的にご住居(日本国内)を出発されたときから、ご住居にお戻りになるまで、(日本国出国の前日から入国の翌日まで)の最長90日間補償されます。また、日本国内でのカードによる購入がなくても、出国後海外で初めて被保険者の公共交通乗用具のチケットの料金をカード会員がカードでお支払いになった場合も、その購入のときから住居にお戻りになるまでの最長90日間補償されます。
*海外旅行の場合においては、公共交通乗用具とは、時刻表に基づいて海外で運行されている交通乗用具のことをいいます。

※2021年3月1日から、海外旅行傷害保険の適用対象が「利用付帯」となりました。つまり、あらかじめ旅行代金をこのカードで支払っている場合のみ、対象になります。2021年2月28日までは、持っているだけで対象になりましたが、条件が厳しくなりましたのでご注意ください。ちょっとケチになったと思います。

また、2021年3月1日から「乗継遅延・出航遅延・欠航・搭乗不能・受託手荷物遅延費用」(最大2万円)、「受託手荷物紛失費用」(最大4万円)の補償が追加されました。私も、預けた手荷物がどこかに行ってしまって戻ってくるまで不便な思いをしたことがあります。補償があると、気分的に楽です。

国内旅行傷害保険

障害死亡・後遺障害 最高5,000万円

こちらも海外旅行の場合とほぼ同様の条件があり、航空券代やツアー代金をアメックスカードで支払っている必要があります。海外の場合は「ちょっとケチ」と書きましたが、国内旅行傷害保険では一般的な条件です。

通常のアメックスカードとの違い

このカードは、通常のアメックスゴールドカードの機能を持っていますが、ひとつだけ異なる点がポイントの移行先です。
通常、アメックスカードでは貯めたポイントを15の航空会社のマイルに交換することができます。この中にはANAもあります。このカードの場合は、ANA以外の航空会社のプログラムにポイントを移行することはできません。
このカードは、ANAとの提携カードですので、入会・継続ボーナスマイルなどをもらうことができます。オリジナルのアメックスカードには、このようなANAカードとしての特典はありません。ANAのマイルを貯める点では、オリジナルのアメックスカードよりお得です。

こんな人におすすめ

  • ANAマイレージクラブでマイルを貯めている(または、これから貯めたい)
  • ANAグループ便によく乗る
  • 多少コストがかかっても、たくさん貯めたい。元を取る自信がある
  • ANAマイルプラス加盟店をよく利用する
  • アメックスゴールドカードを持っていない

年会費が高いので、誰にでもおすすめとはいきませんがそれだけの価値はあります。うまく使いこなせる方であれば、年会費の元は簡単に取れるカードです。
このカード(ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード)をお持ちでなければ、下のバナーからアメックスの専用サイトに遷移して申し込むことができます。

クレジットカードでの買物は、支払いが終了するまで借金です。借金であることをつねに頭に置いて利用してください。
マイルを貯めるために不必要な買物をしては本末転倒です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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