マイルが貯まるクレジットカード:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード

JALにもANAにも交換できるポイントが貯まる「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード」について紹介します。このカードは、2021年3月9日に発行が開始されました。
マイルを貯めるためのクレジットカードを探している方向けに、公式サイトではわかりにくいメリットやデメリットを紹介します。

名称 ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
対象航空会社(プログラム) 日本航空(JALマイレージバンク)・全日空(ANAマイレージクラブ)など30プログラム以上
還元率 0.2%程度
クレジットカード年会費 16,500円(税込)
移行年会費 なし

ヒルトン・オナーズ(Hilton Honors)とは

ヒルトン・オナーズ(Hilton Honors)は、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルで貯められるメンバーシッププログラムです。航空会社のマイレージプログラムのように、ホテルに泊まるとポイントが貯まり、無料で宿泊できるようになります。

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツには、次のようなブランドがあります。

  • ヒルトン
  • コンラッド
  • ダブルツリー など

このポイントは、無料宿泊だけでなく、マイレージに移行することができます。詳しくは、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのサイトをご覧ください。

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ

還元率

日本航空(JALマイレージバンク)や全日空(ANAマイレージクラブ)のマイルに交換する場合の還元率は0.2%程度です。

100円=2ポイント=0.2マイル

ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ内で利用すれば「100円=3ポイント」になり、0.3マイル相当になります。正直、還元率が高いとはいえません。
このカードの魅力は、還元率の高さではなく、移行先の多さです。JALやANAで貯めているが、あと少しマイルが足りないというときに重宝します。

カードの特典

このカードを持っているだけで、自動的にヒルトン・オナーズの上級会員(ゴールドステータス)になります。ゴールドステータスになると、部屋のアップグレードや朝食無料などの特典があります(あまり期待しすぎないでください)。
私はずっとゴールドステータスを維持していますが、イギリス・マンチェスターのダブルツリーに泊まったときに無料でサービスしていただいた朝食ビュッフェのスモークサーモンが非常においしかったことをときどき思い出します。

また、カードの更新時に「ウィークエンド無料宿泊特典1泊分」が毎年プレゼントされます(「カードご利用額150万円以上」という条件があります)。年会費は高いですが、この特典で元が取れます。

年会費

マイルが貯まるクレジットカードは、ほとんどすべて年会費が必要です。クレジットカード会社は、カードの利益でマイルを購入しています。したがって、年会費なしではカードを維持できません。
このカードも例外ではありません。年会費は、次のとおりです。

基本カード 16,500円(税込)
家族カード 1枚目無料
2枚目以降6,600円(税込)

基本カード(本会員)が16,500円です。これは相当に高額です。家族カード1枚目無料はお得です。
家族カードの利用分は、本会員のポイントとして貯まります。支払いも本会員ですので、お間違いなく・・・。

家族カードは、配偶者、両親、18歳以上の子供が対象です。家族カードの対象者には「生計を共にする」という条件が付くことが多いのですが、アメックスの場合はその条件がありません。結婚して独立した子供に持たせるケースはあまりないと思いますが、年金暮らしの両親を経済的に援助している場合は対象になります。たとえば、実家の光熱費をこのカードで支払えば、毎月コンスタントにポイントが貯まります。

家族カードの発行には審査はありません。本会員の基本カードが発行された時点で審査は終わっています。ただし、本会員の経済状態が大きく変わってしまっている場合や、家族カードの対象者が過去にアメックスから強制解約になっている場合など、特殊なケースでは発行されない可能性もあります。

入会ボーナス

新しくこのカードを作ると、入会後6か月以内の利用金額に応じて最大で54,000ポイントのボーナスポイントがもらえます。詳しくは、下のバナーからアメックスの専用サイトに遷移して確認してください。カードのお申し込みも可能です。

アメックスとしてのさまざまなメリット

アメックスカードは、「T&Eカード」という種類に分類されます。T&Eとは、「Travel & Entertainment(トラベル&エンターテインメント)」のことで、旅行や娯楽の分野に強みがあるカードという意味です。

これに対して、VISAやMastercardは「決済カード」と呼ばれます。加盟店数が多く、支払いに強みがあります。

アメックスやVISA、Mastercardは、クレジットカードの国際ブランドです。国際ブランドについては、このブログの「クレジットカードの国際ブランドについて解説します」をご覧ください。

アメックスカードは、旅行・娯楽の分野でさまざまな特典があります。

空港のカードラウンジ

空港にあるカードラウンジ、国内28空港とハワイのホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)が利用できます。
※仁川国際空港でのラウンジサービスは2019年4月30日をもちまして終了いたしました。

空港のカードラウンジでは、出発前や乗継時間に飲み物を飲んだり、軽食を食べたりして、くつろぎながら時間調整ができます。
たとえば、成田空港の第1、第2ターミナルにあるIASS EXECUTIVE LOUNGEの室内は、こんな感じです。

成田空港のIASS EXECUTIVE LOUNGE

ソフトドリンクが飲み放題で、雑誌や新聞も置いてあります。

対象となるクレジットカードのゴールドカードを持っていると利用できます。

IASS EXECUTIVE LOUNGEご利用対象カード

アメックスカードも対象で、このカードでも利用できます。家族カードでも大丈夫です。
さらに、アメックスカード独自の特典として、カードの持ち主だけでなく同伴者1名も無料で利用できます。通常、同伴者は1名から有料ですので、使い方によってはかなり有利な特典です。

カードラウンジについては、このブログの「クレジットカードで入れる空港ラウンジ(カードラウンジ)」で説明しています。

海外旅行傷害保険

海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険も充実しています。
本会員だけでなく、家族カード会員であっても補償されます。また、カードを持っていない場合でも、生計を同一にする親族であれば対象になります。ただし、家族カード会員や親族の場合は、補償額が少なくなります。以下のリストは、本会員の補償額です。

海外旅行傷害保険

障害死亡・後遺障害 最高3,000万円
障害・疾病治療 最高100万円
賠償責任 最高3,000万円
携行品損害 免責金額3,000円/1旅行中最高30万円/年間限度額100万円
救援者費用 最高200万円

カードを持っていれば自動的に補償されるわけではなく、条件が付いています。条件は、アメックスのサイトで次のように説明されています。

ご旅行前に日本国内にてカードで日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をお支払いになられた場合、海外旅行を目的にご住居(日本国内)を出発されたときから、ご住居にお戻りになるまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24時)までの間の旅行期間を補償します。ただし、日本を出国した翌日から90日後の午後12時(24時)を限度とします。
また、日本国内でのカードによる購入がなくても、出国後海外ではじめて被保険者が当該旅行中に利用する公共交通乗用具のチケット料金をカード会員がカードでお支払いになった場合も、その購入のときから上記補償期間終了までの間補償されます。

要するに、航空券代やツアー代金をアメックスカードで支払っていないと保険は出ません、ということです。ちょっとケチだと思います。

国内旅行傷害保険

障害死亡・後遺障害 最高2,000万円

国内旅行の場合は、航空券代やツアー代金をこのカードで支払っている必要があります。国内旅行傷害保険では一般的な条件です。

充実したサービス

このほか、

  • 手荷物無料宅配サービス
  • 大型手荷物宅配優待特典
  • 空港クロークサービス

など、さまざまなサービスがあります。

こんな人におすすめ

  • ヒルトン・ホテルズ&リゾーツのホテルによく泊まるが、上級会員になるほどではない
  • 年会費の16,500円(税込)は、無料宿泊特典で元を取る自信がある
  • JALとANAの両方に臨機応変にポイントを移行したい

このカード(ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード)をお持ちでなければ、下のバナーからアメックスの専用サイトに遷移して申し込むことができます。

クレジットカードでの買物は、支払いが終了するまで借金です。借金であることをつねに頭に置いて利用してください。
マイルを貯めるために不必要な買物をしては本末転倒です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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