群馬 前橋

群馬県の県庁所在都市である前橋市の「銀座通り一丁目商店街」がトランジットモールになっています。前橋市のコミュニティバスである「マイバス」が走っています。

前橋市のコミュニティバス「マイバス」

下の地図で、「千代田町二丁目」交差点の少し先(右下、東南東)から「千代田町四丁目」交差点までの範囲がトランジットモールです。

「千代田町二丁目」交差点は、下の画像です。この少し先からトランジットモールになります。

「千代田町二丁目」交差点

「千代田町四丁目」交差点は、下の画像です。ここまでがトランジットモールになっています。

「千代田町四丁目」交差点

車止めを2本立てていますが、バスが通れるように間が開いています。
電柱の陰で少し見えにくいですが、向こうにはトラックが停まっています。おそらく搬入のトラックも進入禁止だと思いますが、なかなか徹底できないのはどこでも同じです。

銀座通り一丁目商店街

「銀座通り一丁目商店街」は、JR両毛線の前橋駅から北に10分ほど、上毛電気鉄道の中央前橋駅からもすぐ近くで、前橋市の中心的な商業地域の一角です。商店街には地場のデパートである「すずらん百貨店」もあります。
トランジットモール内を走るマイバスで、どちらの駅からも行くことができます。

「千代田二丁目交差点」側の入り口に、次のような看板が出ています。

「千代田二丁目交差点」側の入り口の看板

前橋中心商店街協議会と前橋警察署の連名で、「通れるのは朝のみ」と大書してあります。0時~6時と10時~24時が通行禁止です。通れるのは6時~10時まで、つまり「朝のみ」です。曜日の指定はありませんので、平日も土日も同じです。

商店街には、商品の搬入がつきものです。物流を阻害するわけにはいきませんので、朝の4時間だけ自動車の通行を認めているのでしょう。

商店街の中には「歩行者専用道路」という看板が路上のあちこちに置かれています。ここを訪れている人の大半は自家用車で来ているでしょうから、車では通れないということがいやでも目に入るようになっています。

「歩行者専用道路」という看板

商店街の一方の入り口には市営の駐車場があり、そこに自家用車を止めて、トランジットモール内を歩いて移動できるようになっています。

市営の駐車場

ここが、さきほどの画像の「千代田二丁目交差点」から少し入ったところになります。

Qのまち 前橋中心商店街協同組合 公式webサイト

マイバス

マイバスは、前橋市が地元のバス会社である関越交通に委託して運行しているコミュニティバスです。
前橋市のサイトによると、「専属車両2台(25人のり小型ノンステップバス) 車椅子・ベビーカー積載可」だそうです。

下の画像は、上毛電気鉄道の中央前橋駅を出発するマイバスです。

中央前橋駅を出発するマイバス

北循環、南循環、西循環、東循環と、東西南北4つの路線があります。このうち、北循環と南循環の2路線が、トランジットモール内を走ります。

下の画像は、バスの車内にあった路線図の一部です。

バスの路線図

黄色で囲まれた範囲(前橋中心商店街)が、ほぼトランジットモールと重なっています。
下の画像は、トランジットモール内にあるバス停「元気21北」です。なぜ「元気」なのかはわかりませんが、見ているだけで元気が出そうなバス停です。

バス停「元気21北」

バスの車内に時刻表がありましたので、一部いただきました。
下の画像は、北循環の時刻表です。

北循環の時刻表

1日30便あり、午前9時から午後7時20分まで20分おきに走っています。これだけの本数があれば、便利だろうと思います。
運賃は、大人100円、小人50円です(2017.11.25時点)。
4路線共通の一日乗車券(310円)もあり、バスの車内で発売しています。

前橋と同じく商店街がトランジットモールになっている金沢の「横安江町商店街」でも、走っているのはコミュニティバスです。コミュニティバスは小型のものが多いので、歩行者と共存するのに向いているのでしょう。

次の動画は、トランジットモール内をマイバスの北循環が走る様子を撮影したものです。音声はありません。動画が重かったら、申し訳ありません。

マイバス(北・南・西・東循環)のご案内

複数の商店街が歩行者専用に

バスが通る商店街だけでなく、通りと直角に交わるいくつかのアーケードのある商店街も自動車通行禁止になっていました。アーケード商店街が自動車通行禁止になっているのは珍しくありませんが、路線バスの通る「銀座通り一丁目商店街」と同じ地域にあるため、一体となってトランジットモールを形成しています。アーケード商店街(この写真では「中央通り商店街」)の入り口にも、歩行者専用であることを示す標識があります。

歩行者専用を示す標識

管理人が訪れたのは日曜日の午後で、それなりの数の人が歩いていました。

管理人が訪問した国内のトランジットモールの中では、もっともトランジットモールらしいところでした。

(2017年4月訪問)

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