トランジットモールを示す標識(ヨーロッパ)

目次

トランジットモール内には、歩行者専用であることを示す標識が必ずあります。
ただし、使用している標識は、場所によって異なっています。
ここでは、管理人がヨーロッパで見てきた標識について掲載します。日本については「トランジットモールを示す標識(日本)」をご覧ください。

トランジットモール内には、歩行者専用であることを示す標識が必ずあります。 ただし、使用している標識は、場所によって異なっています。 ここでは、管理人が国内で見てきた標識について掲載します。ヨーロッパについては「トランジットモールを示す標識(ヨーロッパ)」をご覧ください。

イギリス マンチェスター

トランジットモールの中に、次の写真のような標識がありました。
トラムのイラストがあり、補助標識に「Only」と書かれています。通行できるのは「トラムのみ」であることを示しています。この標識では歩行者についてはわかりませんが、トランジットモール内なので、歩行者通行可については前提なのだろうと思います。

補助標識「Only」

トランジットモールの端には、自動車とバイクのイラストを斜線で消し、その下に「Pedestrian Zone ENDS」と書かれた標識がありました。
「Pedestrian」(歩行者)の「Zone」(ゾーン)が「ENDS」(終了)という意味です。
日本でも、駅前広場のような大きな歩道橋に「ペデストリアン・デッキ」と名づけているケースをよく見かけます。「ペデストリアン・ゾーン」は、ここではトランジットモールを表しています。

「Pedestrian Zone ENDS

マンチェスターのトランジットモールについては、「トランジットモールのある街」の「イギリス マンチェスター(Manchester)」をご覧ください。

街の中心にある公園(ピカデリーガーデン)の周辺がトランジットモールになっています。トランジットモールの中をトラムが通り、東西にほぼトラム1駅間分(500mくらい?)の広さがあります。

また、マンチェスターのトランジットモールに乗り入れている路面電車(メトロリンク)について、ブログの「路面電車:マンチェスター・メトロリンクの乗り方」で紹介していますので、あわせてお読みください。

イギリス・マンチェスター(Manchester)の路面電車(メトロリンク)に乗ってきましたので、乗り方や一日乗車券などを紹介します。

フランス ストラスブール

トランジットモールの中に、次の写真のような標識がありました。
親子が並んで歩いているイラストで、その下にトランジットモールの時間帯を示しています(だろうと思います)。

ストラスブールのトランジットモール

ストラスブールのトランジットモールについては、「トランジットモールのある街」の「フランス ストラスブール(Strasbourg)」をご覧ください。

街の中心である「ノートルダム=ド=ストラスブール大聖堂」の周辺がトランジットモールになっています。いわゆる旧市街のかなり広い範囲に及んでいて、モール内はデパートやショッピングセンターが立ち並ぶショッピングゾーンになっています。

また、ストラスブールのトランジットモールに乗り入れている路面電車(トラム)について、ブログの「路面電車:ストラスブール・トラムについて」で紹介していますので、あわせてお読みください。

最終更新日 2019年1月6日 フランスのストラスブール(Strasbourg)の路面電車といえば、車両だけでなく都市空間を含めた先進的なデザインで有名です。 乗ってきたので、紹介します。

ドイツ フライブルク

トランジットモールの中に、次の写真のような標識がありました。
親子が手をつないで歩いているイラストで、トランジットモールの特長をよく表していると思います。

親子が手をつないで歩いているイラスト

トランジットモールの端には、次のような標識がありました。一番上が親子のイラストで、その下にタクシーや荷物を運ぶためのトラック、自転車が通行できる時間帯を示しています(だろうと思います)。

トランジットモールの入り口の標識

フライブルクのトランジットモールについては、「トランジットモールのある街」の「ドイツ フライブルク(Freiburg)」をご覧ください。

ドイツのフライブルク(Freiburg)では、中心市街地がトランジットモールになっています。 フライブルクは、ヨーロッパによくある城壁に囲まれた街で、城壁の内側がトランジットモールです。さすがに城壁がすべて残っているわけではありませんが、城壁があるところでは内と外の境界がわかりやすく、ここからモールになるという区別がつきやすい構造になっています。 地元の人はもちろん、観光客にとっても、城壁の内側の旧市街を車を気にせず散策することができます。

また、フライブルクのトランジットモールに乗り入れている路面電車(トラム)については、ブログの「路面電車:フライブルク・トラムについて」で紹介していますので、あわせてお読みください。

先進的な環境保護政策で知られ、「環境首都」という異名のあるドイツのフライブルク(Freiburg)では、都市計画の一環として路面電車を活用しています。 乗ってきたので、紹介します。

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