福島県の日本酒「飛露喜(ひろき)」の吟醸を飲みましたので、ご紹介します。
私の買値(一升瓶):3,240円(税込)
製造年月は、平成29年3月です。
購入したのは平成29年12月です。製造年月は9か月も前になります。もちろん売れ残りではありません。
製造年月
「製造年月」は瓶詰めされた段階を表しています。たいていの場合は、瓶詰めされてすぐに出荷されますので、製造年月が古ければ売れ残りと判断できます。
しかし、酒蔵が瓶詰めした状態で保管し、しばらく経ってから出荷することがあります。酒を「寝かせ」て、より熟成させるわけです。
「製造年月」とは別に「出荷年月」をラベルに記していることもありますが、そういうケースは珍しいようです。
寝かせた酒なのか、単なる売れ残りなのかは、なかなか判断できません。私は、信用できる酒屋から購入することで、そこをクリアしています。この酒屋で、この酒が売れ残るはずはない、と判断しているわけです。
この「飛露喜」も、なかなか手に入りづらい酒で、プレミアムが付くこともあります。プレミアムを付けて、つまり酒蔵が想定している金額より高値で販売しているような酒屋では結局売れ残りになり、古くなってしまうことがあります。購入するときは気をつけてください。
適正な金額は、ネットで検索すればわかると思います。
表ラベル
真ん中に大きく「飛露喜」とあり、その右上に「吟醸」と書かれています。
最低限、必要な表記だけにしぼられています。裏ラベルはありません。
右下に緒元があります。
アルコール分 | 16度 |
原材料名 | 米・米麹・醸造アルコール |
精米歩合 | 50% |
とあり、「原料米は全て国産」です。
酒蔵の名前と住所は左側にあります。左上に「要冷蔵 冷蔵庫に保存下さい 早めにお召し上がり下さい」というシールが貼ってあります。
栓
栓もシンプルです。商品名である「飛露喜」とだけ記してあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
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