秋田県の日本酒「やまとしずく」の純米吟醸ひやおろしを飲みましたので、ご紹介します。
私の買値(一升瓶):3,024円(税込)
製造年月は、2017年9月です。
「純米吟醸」の「ひやおろし」です。
ひやおろしの前に「爽秋(そうしゅう)」と銘打ち、「秋」の酒であることを強調しています。
「やまとしずく」は、どれを飲んでもおいしい1本です。
デザイン
やまとしずくのすべての商品(だと思います)に、特徴的なデザインが表示されています。上の画像の表ラベルの中央にあるデザインです。
このデザインは、「^(やま)」「ト(と)」「υ(しずく)」、すなわち商品名である「やまとしずく」を表しています。
お伺いしたことはありませんが、まちがいないでしょう。
裏ラベル
瓶の裏側にあるラベルです。
左上にまずあのデザインがあり、その右に商品名「やまとしずく純米吟醸 ひやおろし(生詰・要冷蔵)」と書かれています。
その下に、「今年の春に上槽した純米吟醸を火入後、貯蔵熟成しました。・・・」とひやおろしについての説明が続きます。
味の甘辛度「辛口」、味の濃淡度「淡」が図で表示されているのはわかりやすいと思います。
精米歩合 | 55% |
原材料名 | 米(国産) 米こうじ(国産) |
アルコール分 | 16度 |
だそうです。
吟醸酒と大吟醸酒の中間である55%まで米を磨いています。
最後に、会社名、住所、電話番号に続いて、URLとE-mailアドレスが書いてあります。URLとE-mailアドレスが酒瓶に掲示されているのはまだまだ少ないので貴重です。
ひやおろし
「ひやおろし」とは、昨年の米で作られた日本酒を熟成させて秋に売り出したものです。
裏ラベルの説明によれば、
「春から夏の期間、蔵内でのゆったりとした貯蔵を経て香味が程よく熟成し、あざやかに調和した旨味が醸し出されています。」
とのことです。これ以上、私が付け加えることはありません。
おわりに
今年(2017年)夏に秋田県を襲った集中豪雨で、この酒蔵さんも被害に遭われたそうです。水害というのは、そのときだけでなく、あとあとまで大変な復旧作業が必要です。いろいろとご苦労がおありだと思いますが、この秋にも例年と同じおいしいひやおろしを飲ませていただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。
また、これからもよろしくお願いします。
秋田清酒株式会社 |
最後までお読みいただきありがとうございました。
トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
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