2017年アメリカ横断皆既日食を見に行きます

皆既日食 4-2.皆既日食
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今年(2017)8月のアメリカ横断皆既日食を見に行きます。この記事を書いている時点で、ちょうど1週間後です。夏休みでもあり、場所もアメリカなので行かれる方も多いのではないかと思います。
私の予定や、今の時点での心配事を書いてみました。行かれるみなさんも同じような状態ではないかと思います。

今回のアメリカ横断皆既日食については、ブログの「ざっと知りたい!2017年アメリカ横断皆既日食」で説明しています。

ざっと知りたい!2017年アメリカ横断皆既日食
2017年8月21日(アメリカ時間、日本では22日)、アメリカの広い地域で皆既日食が見られます。 この記事では、2017年アメリカ横断皆既日食について、大まかなところをちょっと読めばわかるように説明します。

観測予定場所

今回の皆既日食は、アメリカ横断といっても言い過ぎではないほど、広い範囲をカバーしています。ただし、今回、見られる幅は100km程度です。つまり、100km程度の幅で皆既日食がアメリカを横断します。
幅が100km程度あるといっても、端のほうでは皆既になるのはほんの一瞬です。幅の中心に近づくほど、皆既の時間が長くなります。どうせ見るのであれば、できるだけ幅の中心に近いところがいいのは当然です。
となると、観測場所の適地は、一本の短い線としてアメリカを横断することになります。

私は、その線の北西側、オレゴン州のセイラムというところを観測場所に選びました。西のほうが、晴天率が高そうだというのが理由です。セイラムをご存知の方はあまりいないと思います。セイラムの北にはポートランドがあり、さらにそのずっと北にシアトルがあります。

スケジュール

皆既日食は、現地時間の2017年8月21日(月)に起こります。日本では、翌22日(火)の日の出前にあたります。したがって、日本では見られません。
私のスケジュールは次のようになっています。

  • 19日(土)ポートランド着、そのまま宿泊
  • 20日(日)レンタカーでポートランドからセイラムに移動、そのまま宿泊
  • 21日(月)セイラムの宿の駐車場で皆既日食を観測予定

ポートランドまでは、特典航空券で予約しています。
セイラムの宿は皆既帯(皆既日食が見られる場所)の内側です。宿に居ながら観測できるという目論見です。

いま心配なこと

天候

この時期、セイラムは晴れることが多いはずですが、砂漠ではありませんので、くもりや雨もあります。私がチェックしている天気予報では「所により晴れ」となっています。降水確率は「0インチ」です。雨は大丈夫そうですが、くもりの予報です。
天候に関しては心配しても仕方ありませんが、いちばん心配なことでもあります。

渋滞

皆既日食の当日は、渋滞するだろうと予想しています。もし渋滞がなければ、空模様を見て晴れているほうにレンタカーで移動するというのが最善の方策です。しかし、当日は動けないだろうという予想のもと、皆既帯の中の宿を取りました。
ところが最近になって、ものすごい渋滞が発生するのではないかという予想が出てきました。

旅行会社のHISのサイトの「【ポートランド発】オレゴン皆既日食観測ツアー【8月21日限定催行】」に、次のような注意書きが掲載されています。

現地催行会社によりますと、現在オレゴン州道路交通局(ODOT)の最新の見立てにより、オレゴン州への訪問者数は百万人を超えるとも言われ、ODOTも予測不明の交通渋滞に現在非常に警戒を強めている状態となります。
その為、当日の交通渋滞も予測不可となり、予想を超える渋滞が発生した場合、目的地へ到達できない可能性がございます。

上では当日の渋滞にしか触れていませんが、要するに「予測不明」です。
私は、前日に観測地まで移動する予定で、通常であれば、ポートランドからは車で1時間ちょっとです。しかし、「訪問者数は百万人を超える」となると前日にも渋滞が発生するかもしれません。いまさらスケジュールは変更できませんので、とにかく行ってみるしかありません。

おわりに

帰ってきたら、なんらかの報告ができるでしょう。皆既日食の写真を撮る予定(というかスキル)はありませんので、写真抜きになると思います。
私の観測地のセイラム、さらにその他の観測地もできるかぎり晴れてくれることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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