目次
最終更新日 2024年10月4日
ふだん使っているSuica(スイカ)などの交通系ICカードは、旅先でもけっこう役に立ちます。
交通系ICカードの相互利用が進み、いつものカードで全国各地の電車やバスに乗れるようになってきました。
これを交通系ICカードの「全国相互利用サービス」といいます。
とはいっても、まだ、全国どこでも大丈夫というわけにはいきません。この記事では、交通系ICカードの「全国相互利用サービス」の対象カード(全10種類)で、それぞれどのような電車・バスに乗れるかについて、日本中すべて掲載します。
「全国相互利用サービス」対象カードに限らず、全国すべての交通系ICカードについては、「交通系ICカード、自分のカードでどの電車・バスに乗れるのか一覧表で説明します」で説明しています。
どこかに出かけるときに、自分の持っている交通系ICカードが使えるかどうか気になったら、この記事と上のリンクの記事の2つで行き先の状況を調べてください。きっと、迷わずにすむと思います。
交通系ICカードの「全国相互利用サービス」
現在、日本各地で交通系ICカードが使える公共交通機関がどんどん増えています。それとともに、交通系ICカードの種類も増えました。
交通系ICカードが登場してしばらくは、それぞれのカードを発行した会社の電車・バスか、せいぜいその会社のある地域でしか利用できませんでした。
しかし、これでは不便です。それで、次の10種類の事業者が提携し、お互いのカードで、お互いの地域を利用できるようにしました。交通系ICカードの「全国相互利用サービス」の誕生です。
「全国相互利用サービス」対象カードは、次の10種類です。
- Kitaca(北海道旅客鉄道株式会社)
- PASMO(株式会社パスモ)
- Suica(東日本旅客鉄道株式会社)
- manaca(マナカ)(株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシー)
- TOICA(東海旅客鉄道株式会社)
- PiTaPa(株式会社スルッとKANSAI)
- ICOCA(西日本旅客鉄道株式会社)
- はやかけん(福岡市交通局)
- nimoca(株式会社ニモカ)
- SUGOCA(九州旅客鉄道株式会社)
これから、順にこれらのカードで乗れる電車・バスを紹介します。この10種類のカードのどれかを持っていれば、これから紹介する電車・バスに、そのカードで乗れます。
事業者ごとの都道府県別に紹介しています。自分の旅先をすぐに見つけられると思います。1つの都道府県を複数のカードがカバーしている場合は、それぞれ別の項目になっています。お手数ですが、お探しください。
「交通系ICカード、自分のカードでどの電車・バスに乗れるのか一覧表で説明します」では、都道府県で分類していますので、あわせてお読みください。
交通系ICカードの導入と相互利用は、これからも進んでいくでしょう。ご利用の際は、最新の情報を確認してください。
※非電化区間も「電車」と表記しています。ご容赦ください。
Kitaca(キタカ)
JR北海道の交通系ICカードです。札幌・旭川エリア、函館エリアのJR線で利用できます。
北海道
電車
札幌・旭川エリア
- JR函館本線(小樽~旭川)
- JR千歳線(札幌~新千歳空港・苫小牧)
- JR札沼線(札幌~北海道医療大学)
函館エリア
- JR函館本線(函館~新函館北斗)
Suica(スイカ)
JR東日本の交通系ICカードです。「首都圏エリア」「仙台エリア」「新潟エリア」「青森エリア」「盛岡エリア」「秋田エリア」の6つのエリアで利用できます。また、JR東日本の管内ではありませんが「沖縄エリア」もあり、ゆいレールで利用できます。
※2021年3月21日から栃木県内の関東自動車、JRバス関東で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「totra(トトラ)」が使用可能になりました。
※2021年3月27日から岩手県内の岩手県交通で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「Iwate Green Pass」が使用可能になりました。
※2022年2月19日から岩手県内の岩手県北バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」が使用可能になりました。
※2022年2月26日から青森県八戸市の八戸市営バス、南部バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「ハチカ」が使用可能になりました。
※2022年3月5日から青森市の青森市営バス、青森市市バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「AOPASS(アオパス)」が使用可能になりました。
※2022年3月12日から群馬県の群馬バス、群馬中央バス、日本中央バス、日本中央交通、永井バス、矢島タクシー、上信電鉄(バス)で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「nolbe(ノルベ)」が使用可能になりました。
※2022年5月14日から山交バス、山形市コミュニティバス(東部及び西部循環線)、米沢市民バス、山形空港シャトルで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「yamako cherica(ヤマコウチェリカ)」が使用可能になりました。
※2022年5月14日から庄内交通で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「shoko cherica(ショウコウ チェリカ)」が使用可能になりました。
※2023年2月25日から青森県の弘南バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「MegoICa(メゴイカ)」が使用可能になりました。
※2023年5月27日から青森エリア、盛岡エリア、秋田エリアで使用可能になりました。
※2023年8月26日に新規開業した宇都宮芳賀ライトレール線で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「totra(トトラ)」が使用可能です。
首都圏エリア
電車
東京都
- JR線全線
- 東京モノレール(モノレールSuica)
- りんかい線(東京臨海高速鉄道)(りんかいSuica)
神奈川県
- JR線全線(御殿場線を除く)
千葉県
- JR線全線(久留里線を除く)
※2020年3月14日から鹿島線で利用可能になりました。
埼玉県
- JR線全線
- 埼玉新都市交通
茨城県
- JR線全線(水郡線は上菅谷、常陸大宮、常陸大子、常陸太田のみ)
※2020年3月14日から鹿島線で利用可能になりました。
群馬県
- JR線全線(上越線は水上まで、吾妻線は中之条、長野原草津口、万座・鹿沢口のみ)
栃木県
- JR線全線(東北本線は黒磯まで、烏山線を除く)
- 宇都宮芳賀ライトレール線
※2023年8月26日に新規開業した宇都宮芳賀ライトレール線で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「totra(トトラ)」が使用可能です。
山梨県
- JR中央本線
- JR小海線(清里のみ)
- 富士急行
長野県
- JR中央本線(松本まで、辰野支線を除く)
- JR小海線(野辺山のみ)
静岡県
- JR東海道線(熱海のみ)
- JR伊東線
- 伊豆急行
福島県
- JR常磐線(浪江まで)
※2020年3月14日から福島県内の次の範囲で使用可能になりました。
常磐線:草野駅~浪江駅間の各駅
バス
千葉県
東部
- JRバス関東
茨城県
水戸・土浦・古河
- JRバス関東
群馬県
- 群馬バス
- 群馬中央バス
- 日本中央バス
- 日本中央交通
- 永井バス
- 矢島タクシー
- 上信電鉄(バス)
※2022年3月12日から群馬バス、群馬中央バス、日本中央バス、日本中央交通、永井バス、矢島タクシー、上信電鉄(バス)で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「nolbe(ノルベ)」が使用可能になりました(2022年4月1日に「上信電鉄(バス)」は「上信観光バス」に事業譲渡)。
栃木県
- 関東自動車
- JRバス関東
※2021年3月21日から栃木県内の関東自動車、JRバス関東で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「totra(トトラ)」が使用可能になりました。
仙台エリア
電車
宮城県
- JR東北本線(小牛田まで)
- 陸羽東線(小牛田~古川、鳴子温泉)
- JR常磐線
- JR仙石線
- JR仙山線(仙台~愛子、作並)
- 仙台空港鉄道
福島県
- JR東北本線(矢吹まで)
- JR常磐線(小高まで)
※2020年3月14日から常磐線の小高駅・磐城太田駅で利用可能になりました。 - JR磐越西線(郡山富田、磐梯熱海、猪苗代、会津若松、喜多方のみ)
- JR磐越東線(郡山~船引)
山形県
- JR仙山線(山形、山寺のみ)
岩手県
- JR東北本線(一ノ関、平泉のみ)
新潟エリア
電車
新潟県
- JR信越本線(新潟~宮内、柏崎、直江津)
- JR上越線(小千谷のみ)
- JR越後線(新潟~吉田)
- JR弥彦線
- JR羽越本線(新津~新発田、中条、坂町、村上)
- JR白新線
- JR磐越西線(新津~五泉)
青森エリア
- JR奥羽本線(青森~弘前)
※2023年5月27日から青森エリアで使用可能になりました。
盛岡エリア
- JR東北本線(盛岡~北上)
- JR田沢湖線(盛岡~雫石)
- JR釜石線(花巻~新花巻)
※2023年5月27日から盛岡エリアで使用可能になりました。
秋田エリア
- JR奥羽本線(和田~秋田~追分)
- JR羽越本線(秋田~新屋)
- JR男鹿線
※2023年5月27日から秋田エリアで使用可能になりました。
沖縄エリア
電車
沖縄県
那覇市周辺
- ゆいレール
その他
青森県
青森市
- 青森市営バス
- 青森市市バス
- 青森市シャトル・ルートバス「ねぶたん号」
※2022年3月5日から青森市営バス、青森市市バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「AOPASS(アオパス)」が使用可能になりました。
津軽地方
- 弘南バス
※2023年2月25日から弘南バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「MegoICa(メゴイカ)」が使用可能になりました。
南東部
- 十和田観光電鉄
※2022年3月5日から以下の路線で使用可能になりました。
十和田市~七戸~(みちのく)~青森線
十和田市~七戸~野辺地~まかど温泉線
八戸市
- 八戸市営バス
- 南部バス
※2022年2月26日から八戸市営バス、南部バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「ハチカ」が使用可能になりました。
岩手県
- 岩手県交通
※2021年3月27日から岩手県交通で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「Iwate Green Pass」が使用可能になりました。 - 岩手県北バス
※2022年2月19日から岩手県北バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「iGUCA(イグカ)」が使用可能になりました。
秋田県
- 秋田中央交通
- 秋田市マイタウン・バス
※2022年3月26日から秋田中央交通、秋田市マイタウン・バスで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「AkiCA(アキカ)」が使用可能になりました。 - 秋北バス 大館・盛岡線(みちのく号)
※2022年3月12日から秋北バスの大館・盛岡線(みちのく号)で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「Shuhoku Orange Pass(しゅうほくオレンジパス)」が使用可能になりました。
山形県
内陸部
- 山交バス
- 山形市コミュニティバス(東部及び西部循環線)
- 米沢市民バス
- 山形空港シャトル
- 上山市市営バス(市内循環線)
※2022年5月14日から山交バス、山形市コミュニティバス(東部及び西部循環線)、米沢市民バス、山形空港シャトルで、Suicaをベースとした地域連携ICカード「yamako cherica(ヤマコウチェリカ)」が使用可能になりました。
庄内地方
- 庄内交通
※2022年5月14日から庄内交通で、Suicaをベースとした地域連携ICカード「shoko cherica(ショウコウ チェリカ)」が使用可能になりました。
PASMO(パスモ)
首都圏の民営の鉄道会社、バス会社の交通系ICカードです。首都圏全体で幅広く利用できます。
首都圏
電車
東京都
中心部
- 東京都交通局(浅草線、三田線、新宿線、大江戸線、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー)
- 東京メトロ(銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線)
- ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)
23区北西部
- 西武鉄道(池袋線、西武有楽町線、豊島線、山口線、新宿線、西武園線、国分寺線、拝島線、多摩湖線、多摩川線)
- 東武鉄道(東上線)
23区東部
- 京成電鉄(京成本線、京成金町線、京成押上線)
- 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス線)
- 東武鉄道(伊勢崎線、亀戸線、大師線)
- 北総鉄道(北総線)
23区南部
- 東京急行電鉄(東横線、目黒線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線)
- 京浜急行電鉄(本線、空港線)
23区西部・多摩地域
- 小田急電鉄(小田原線、多摩線)
- 京王電鉄(京王線、高尾線、相模原線、競馬場線、動物園線、井の頭線)
- 多摩都市モノレール(多摩モノレール線)
神奈川県
- 伊豆箱根鉄道(大雄山線)
- 江ノ島電鉄(江ノ島電鉄線)
- 小田急電鉄(小田原線、江ノ島線、多摩線)
- 京浜急行電鉄(本線、大師線、逗子線、久里浜線)
- 相模鉄道(相鉄本線、いずみ野線、相鉄新横浜線)
- 湘南モノレール(江ノ島線)
- 東京急行電鉄(東横線、田園都市線、こどもの国線)
- 箱根登山鉄道(箱根登山線)
- 横浜高速鉄道(みなとみらい線)
- 横浜市交通局(グリーンライン、ブルーライン)
- 横浜シーサイドライン(金沢シーサイドライン)
千葉県
- 京成電鉄(京成本線、京成千葉線、京成千原線、京成成田空港線、京成東成田線)
- 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス線)
- 新京成電鉄(新京成線)
- 東武鉄道(野田線)
- 千葉都市モノレール(千葉都市モノレール1号線、千葉都市モノレール2号線)
- 東京メトロ(東西線)
- 東京都交通局(新宿線)
- 東葉高速鉄道(東葉高速線)
- 北総鉄道(北総線)
- 舞浜リゾートライン(ディズニーリゾートライン)
埼玉県
- 埼玉高速鉄道(埼玉高速鉄道線)
- 西武鉄道(池袋線、西武秩父線、狭山線、山口線、新宿線)
- 東京メトロ(日比谷線、有楽町線、半蔵門線、南北線、副都心線)
- 東武鉄道(伊勢崎線、野田線、東上線、越生線)
- 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス線)
- 秩父鉄道
※2022年3月12日から利用可能になりました。
茨城県
- 関東鉄道(常総線、竜ヶ崎線)
- 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス線)
群馬県
- 東武鉄道(伊勢崎線、桐生線、小泉線、佐野線)
栃木県
- 東武鉄道(佐野線、日光線、宇都宮線、鬼怒川線)
バス
東京都
全域
- 東京空港交通(エアポートリムジン)
中心部
- 東京空港交通(エアポートリムジン)
- 東京都交通局(都バス)
- 日立自動車交通(晴海ライナー、次のコミュニティバスを含む。足立区「はるかぜ」、葛飾区「レインボーかつしか」、台東区「めぐりん」、文京区「B-ぐる」、北区「Kバス」、中央区「江戸バス」、千代田区「風ぐるま」)
- フジエクスプレス(港区「ちぃばす」)
- 東京BRT
23区北西部
- 国際興業バス
- 西武バス
23区西部
- 小田急バス
- 京王バス
- 関東バス
- 国際興業バス
- 東急バス
23区北東部
- 京成バス
- 東武バス
23区南部
- 京浜急行バス
- 東急バス
多摩地域
- 小田急バス
- 神奈川中央交通
- 関東バス
- 京王バス
- 国際興業バス
- 西武バス
- 立川バス
- 西東京バス
神奈川県
横浜、川崎
- 小田急バス
- 神奈川中央交通
- 川崎市交通局
- 川崎鶴見臨港バス
- 京浜急行バス
- 相鉄バス
- 東急バス
- 東京空港交通(エアポートリムジン)
- 横浜市交通局
- 横浜交通開発
- フジエクスプレス(横浜タウンバス)
中央部
- 江ノ電バス
- 神奈川中央交通
- 京浜急行バス
- 相鉄バス
西部(小田原箱根)
- 伊豆箱根バス
- 箱根登山バス
千葉県
全域
- 東京空港交通(エアポートリムジン)
千葉市周辺
- あすか交通
- 千葉海浜交通
- ちばシティバス
- 千葉中央バス
- 千葉内陸バス
- ちばフラワーバス
- 平和交通
- 西岬観光
北西部
- 茨城急行自動車
- 京成バス
- 新京成バス
- ちばレインボーバス
- 東武バス
- 阪東自動車
西部
- 新京成バス
- 東京ベイシティ交通
東部
- 千葉交通
- ちばグリーンバス
- ちばフラワーバス
- 成田空港交通
房総
- 小湊鐵道
- 日東交通
埼玉県
全域
- 東京空港交通(エアポートリムジン)
東部
- 朝日自動車
- 茨城急行自動車
中部
- 国際興業バス
北西部
- 国際十王交通
南西部
- 川越観光自動車
- 国際興業バス
- 西武バス
- 東武バス
- イーグルバス
※2020年3月14日から利用可能になりました。
南部
- 東武バス
秩父
- 西武観光バス
- イーグルバス
※2020年3月14日から利用可能になりました。
栃木県
日光
- 東武バス
群馬県
全域
- 関越交通
※2020年4月1日から利用可能になりました
茨城県
全域
- 関東鉄道バス
山梨県
富士五湖
- 富士急行バス
中央部
- 山梨交通
長野県
軽井沢・万座地域
- 西武観光バス
※2020年3月25日から利用可能になりました。
静岡県
伊豆地域
- 東海バス
※2022年3月30日から東海バスの全路線で利用可能になりました。 - 伊豆箱根バス
東部
- 富士急行バス
富士市
- 石川タクシー富士
TOICA(トイカ)
JR東海の交通系ICカードです。おもに、東海地区のJR線で利用できます。
東海地区
電車
愛知県
- JR線全線(JR飯田線は豊川まで)
- 愛知環状鉄道
※2019年3月2日に愛知環状鉄道全線で使えるようになりました。
静岡県
- JR東海道本線
- JR御殿場線
※2019年3月2日に「御殿場まで」から「下曽我まで」延長されました。 - JR身延線(西富士宮まで)
神奈川県
- JR御殿場線
※2021年3月13日に「下曽我まで」から「国府津まで」延長され、全線で利用可能になりました。
岐阜県
- JR東海道本線(荒尾、美濃赤坂を除く)
- JR中央本線(中津川まで)
- JR高山本線(美濃太田まで)
- JR太多線
三重県
- JR関西本線(亀山まで)
※2019年3月2日に「四日市まで」から「亀山まで」延長されました。
滋賀県
- JR東海道本線(米原まで)
※2019年3月2日に滋賀県内でも「醒ヶ井まで」使えるようになりました。
※2021年3月13日に「醒ヶ井まで」から「米原まで」延長され、全線で利用可能になりました。
manaca(マナカ)
名古屋鉄道や名古屋市営地下鉄など、東海地区の民営の鉄道会社、バス会社の交通系ICカードです。東海地区全体で幅広く利用できます。
東海地区
電車
愛知県
- 愛知高速交通(リニモ)
- 豊橋鉄道(渥美線、市内線(路面電車))
- 名古屋市営地下鉄(東山線、名城線、名港線、鶴舞線、桜通線、上飯田線)
- 名古屋鉄道(名古屋本線、豊川線、西尾線、蒲郡線(三河鳥羽~蒲郡間を除く)、三河線、豊田線、常滑線、空港線、築港線、河和線、知多新線、瀬戸線、津島線、尾西線、犬山線、広見線、小牧線)
- 名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)
岐阜県
- 名古屋鉄道(名古屋本線、犬山線、各務原線、広見線(明智~御嵩間を除く)、竹鼻線、羽島線)
バス
愛知県
全域
- 名鉄バス
名古屋市
- 名古屋市営バス
- 名古屋ガイドウェイバス(ゆとりーとライン)
知多半島周辺
- 知多バス
※2022年2月11日から知多バスの一部路線(東海市・大府市・知多市の全域及び東浦町の一部)で利用可能になりました。
岐阜県
- 岐阜バス
※2024年2月26日から利用可能になりました。
北陸
バス
金沢市
- 北陸鉄道(城下まち金沢周遊バス・金沢ライトアップバス)
※2022年10月17日から利用可能になりました。
ICOCA(イコカ)
JR西日本の交通系ICカードです。
※以前は、「近畿圏エリア」「石川・富山エリア」「岡山・広島・山陰・香川エリア」に分かれていましたが、2018年9月15日に各エリアがつながり、JR西日本(一部、JR四国)の使用可能エリアであれば、どの駅からどの駅まででも使えるようになりました(ただし、原則として200キロ以内の範囲という制限があります)。
※2021年3月20日からJRバス中国の山口県内の路線で使用可能になりました。
※2021年3月27日から滋賀県の近江バス・湖国バスで使用可能になりました。
※2021年5月29日から島根県の松江市営バス、一畑バスで使用可能になりました。
※2021年8月21日から三重県の四日市あすなろう鉄道で使用可能になりました。
※2021年10月10日から富山地方鉄道市内線で使用可能になりました。
※2022年3月12日から山口県内の山陽本線藤生駅~徳山駅間で使用可能になりました。
※2022年3月15日から山口県の宇部市営バスで使用可能になりました。
※2023年3月25日から山口県東部の防長交通の一部の路線(周南市・下松市・光市内の全路線等)で使用可能になりました。
※2023年4月1日から鳥取市100円循環バス「くる梨(くるり)」で使用可能になりました。
※2023年4月1日からJR山陽本線の山口県内全駅で使用可能になりました。
※2024年2月24日か福井県の福井鉄道バス・京福バスで使用可能になりました。
※2024年3月9日から三重県の伊賀鉄道で使用可能になりました。
電車
富山県
- JR城端線(高岡~新高岡)
- あいの風とやま鉄道
- 富山地方鉄道市内線
※2021年10月10日より使用可能
石川県
- JR七尾線
※2021年3月13日から石川県のJR七尾線に車載型IC改札機を搭載した新型車両を導入することにより、全駅で使用可能になりました。 - IRいしかわ鉄道
福井県
- JR北陸本線
※2018年9月15日より使用可能 - ハピラインふくい
三重県
- 四日市あすなろう鉄道
※2021年8月21日より使用可能 - 伊賀鉄道
※2024年3月9日より使用可能
滋賀県
- JR東海道本線(米原まで)
- JR草津線
- JR北陸本線
- JR湖西線
京都府
- JR東海道本線
- JR山陰本線(胡麻まで、綾部)
※2021年3月13日より京都府の船岡~胡麻駅間の各駅、綾部駅で使用可能 - JR奈良線
- JR福知山線
- JR舞鶴線(西舞鶴、東舞鶴)
※2021年3月13日より京都府の西舞鶴駅、東舞鶴駅で使用可能
大阪府
- JR線全線
奈良県
- JR関西本線(三重県亀山駅まで)
※2021年3月13日より亀山駅まで使用可能 - JR奈良線
- JR桜井線
- JR片町線
- JR和歌山線
和歌山県
- JR阪和線
- JR紀勢本線
※2021年3月13日から和歌山県のJR紀勢本線(きのくに線)の紀伊田辺駅~新宮駅間に車載型IC改札機を搭載した新型車両を導入することにより、全駅で使用可能になりました。
兵庫県
- JR東海道本線
- JR山陽本線
※2018年9月15日より兵庫県の相生駅と岡山県の和気駅間で使用可能 - JR山陰本線(和田山、八鹿、江原、豊岡、城崎温泉)
※2021年3月13日より兵庫県の和田山駅、八鹿駅、江原駅、豊岡駅、城崎温泉駅で使用可能 - JR赤穂線
※2018年9月15日より兵庫県の播州赤穂駅と岡山県の長船駅間で使用可能 - JR福知山線
※2021年3月13日より兵庫県の篠山口駅と京都府の福知山駅間で使用可能 - JR加古川線(西脇市まで)
- JR播但線(寺前まで、生野、竹田)
※2021年3月13日より兵庫県の生野駅、竹田駅で使用可能 - JR姫新線(播磨新宮まで)
岡山県
- JR山陽本線
※2018年9月15日より兵庫県の相生駅と岡山県の和気駅間で使用可能 - JR瀬戸大橋線
- JR赤穂線
※2018年9月15日より兵庫県の播州赤穂駅と岡山県の長船駅間で使用可能 - JR伯備線(新見まで)
※2021年3月13日より岡山県の石蟹駅~木野山駅間で使用可能 - JR吉備線
- JR津山線(法界院まで)
広島県
- JR山陽本線
- JR呉線
- JR芸備線(狩留家まで)
- JR可部線
- JR福塩線(神辺まで)
山口県
- JR山陽本線
※2023年4月1日より山口県内の全駅で使用可能 - JR山口線(湯田温泉、山口)
※2023年4月1日より使用可能
島根県
- JR山陰本線(出雲市から東側)
鳥取県
- JR山陰本線(伯耆大山から西側)
- JR伯備線(根雨、生山のみ)
- JR境線
※2019年3月16日よりJR境線全線で使用可能
香川県
- JR瀬戸大橋線
- JR予讃線(高松~多度津、詫間駅、観音寺駅)
※2020年3月14日から使用可能 - JR土讃線(善通寺駅、琴平駅)
※2020年3月14日から使用可能 - JR高徳線(栗林公園北口駅、栗林駅、屋島駅)
※2020年3月14日から使用可能
バス
福井県
- 京福バス
※2024年2月26日から利用可能になりました。 - 福井鉄道バス
※2024年2月26日から利用可能になりました。
滋賀県
- 近江バス・湖国バス
※2021年3月27日から使用可能
広島県
- おのみちバス
※2022年4月1日から使用可能
島根県
- 松江市営バス
※2021年5月29日から使用可能 - 一畑バス
※2021年5月29日から使用可能
鳥取県
- 鳥取市100円循環バス「くる梨(くるり)」
※2023年4月1日から使用可能
山口県
- JRバス中国
※2021年3月20日から使用可能 - 宇部市営バス
※2022年3月15日から使用可能 - 防長交通
※2023年3月25日から一部の路線(周南市・下松市・光市内の全路線等)で使用可能
PiTaPa(ピタパ)
関西圏の民営の鉄道会社、バス会社の交通系ICカードです。関西圏全体で幅広く利用できます。
関西圏
電車
大阪府
- 大阪高速鉄道(大阪モノレール)
- 大阪メトロ(旧大阪市営地下鉄、御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線、ニュートラム)
- 北大阪急行電鉄
- 近畿日本鉄道(難波線、奈良線、けいはんな線、大阪線、南大阪線、信貴線、道明寺線、長野線、西信貴ケーブル)
- 京阪電気鉄道(京阪本線、中之島線、交野線)
- 泉北高速鉄道
- 南海電気鉄道(南海線、空港線、高野線、高師浜線)
- 阪堺電気軌道(路面電車)
- 阪急電鉄(神戸線、宝塚線、箕面線、千里線、京都線)
- 阪神電気鉄道(阪神本線、阪神なんば線)
- 水間鉄道
京都府
- 叡山電鉄(叡山本線、鞍馬線)
- 京阪電気鉄道(京阪本線、宇治線、京津線、石清水八幡宮参道ケーブル)
※石清水八幡宮参道ケーブルは2020年6月1日から利用可能になりました。 - 京都市営地下鉄(烏丸線、東西線)
- 京福電気鉄道(嵐電)
- 近畿日本鉄道(京都線)
- 阪急電鉄(京都線、嵐山線)
兵庫県
- 大阪高速鉄道(大阪モノレール)
- 神戸高速鉄道(神戸高速線)
- 神戸市営地下鉄(西神山手線、海岸線)
- 神戸新交通(ポートライナー、六甲ライナー)
- 神戸電鉄(有馬線、三田線、公園都市線、粟生線)
- 山陽電気鉄道
- 能勢電鉄
- 北神急行電鉄
- 阪神電気鉄道(阪神本線、阪神なんば線、武庫川線)
- 阪急電鉄(神戸線、甲陽線、今津線、宝塚線)
奈良県
- 近畿日本鉄道(奈良線、京都線、けいはんな線、大阪線、南大阪線、吉野線、生駒線、天理線、田原本線、御所線)
三重県
- 近畿日本鉄道(大阪線、名古屋線、湯の山線、鈴鹿線、山田線、鳥羽線、志摩線)
滋賀県
- 京阪電気鉄道(京津線、石山坂本線)
和歌山県
- 南海電気鉄道(南海線、高野線、多奈川線、加太線、和歌山港線、高野山ケーブル)
愛知県
- 近畿日本鉄道(名古屋線)
岡山県
- 岡山電気軌道(路面電車)
静岡県
- 静岡鉄道
バス
大阪府
全域
- 大阪空港交通(リムジンバス)
- 関西空港交通(リムジンバス)
大阪市
- 大阪シティバス(旧大阪市営バス)
大阪・堺
- 近鉄バス
- 南海バス
- 阪神バス
北部
- 近鉄バス
- 京阪バス
- 高槻市営バス
- 阪急バス
東部
- 近鉄バス
南部
- 南海バス
- 水間鉄道バス
京都府
京都市
- 大阪空港交通(リムジンバス)
- 関西空港交通(リムジンバス)
- 京都市営バス
- 京都バス
- 近鉄バス
- 西日本JRバス
南部
- 京阪バス
- 奈良交通
- 阪急バス
福知山
- 西日本JRバス
兵庫県
南東部(神戸市を含む)
- 尼崎交通事業振興
- 伊丹市バス
- 大阪空港交通(リムジンバス)
- 関西空港交通(リムジンバス)
- 神戸市バス
- 神戸交通振興
- 山陽バス
※2021年3月16日から、「全国相互利用サービス」に対応しました。 - 神姫バス
- 神鉄バス
- 阪急バス
- 阪神バス
南西部
- 神姫バス
淡路島~大阪・神戸
- 本四海峡バス(大磯号、かけはし号、くにうみライナー)
- 神姫バス
- 淡路交通
奈良県
全域
- 奈良交通
北西部
- エヌシーバス
奈良・天理
- 大阪空港交通(リムジンバス)
- 関西空港交通(リムジンバス)
三重県
全域
- 三重交通
伊勢
- 三交伊勢志摩交通
松坂
- 三重急行自動車
桑名
- 八風バス
滋賀県
大津周辺
- 京阪バス
- 江若交通
高島
- 西日本JRバス
和歌山県
南紀
- 三重交通
新宮
- 奈良交通
岡山県
南部
- 岡電バス
- 両備バス
- 下津井電鉄
- 中鉄バス(国道53号線・岡山桃太郎空港リムジンバスのみ)
静岡県
中部
- しずてつジャストライン
石川県
金沢
- 西日本JRバス
福井県
小浜
- 西日本JRバス
SUGOCA(スゴカ)
JR九州の交通系ICカードです。「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」「長崎エリア」「宮崎エリア」「鹿児島エリア」の4つのエリアで利用できます。
※エリア外という扱いですが、2023年8月28日に開業した「日田彦山線BRT(愛称:BRTひこぼしライン)」でも利用できます。
※2024年10月3日から、「福岡・佐賀・大分・熊本エリア」の佐賀駅~佐世保駅間とハウステンボス駅が利用可能になりました。
福岡・佐賀・大分・熊本エリア
電車
福岡県
- JR鹿児島本線
- JR日豊本線
- JR筑豊本線(若松~桂川)
- JR篠栗線
- JR香椎線
- JR筑肥線
- JR久大本線(善導寺まで)
- 北九州モノレール(mono SUGOCA)
佐賀県・長崎県
- JR長崎本線(江北まで)
※2024年10月3日に佐賀駅~江北駅間が利用可能になりました。 - JR筑肥線(西唐津まで)
- JR佐世保線
※2024年10月3日から利用可能になりました。 - JR大村線(ハウステンボスまで)
※2024年10月3日から利用可能になりました。
大分県
- JR日豊本線(幸崎まで)
- JR久大本線(向之原まで)
- JR豊肥本線(中判田まで)
熊本県
- JR鹿児島本線(八代まで)
- JR豊肥本線(肥後大津まで)
山口県
- JR山陽本線(下関のみ)
長崎エリア
電車
長崎県
- JR長崎本線(諫早まで)
- JR大村線(竹松まで)
宮崎エリア
電車
宮崎県
- JR日豊本線(佐土原~田野)
- JR宮崎空港線
鹿児島エリア
電車
鹿児島県
- JR鹿児島本線(川内まで)
- JR日豊本線(国分まで)
※竜ケ水駅では利用できません。 - JR指宿枕崎線(喜入まで)
はやかけん
福岡市交通局の交通系ICカードです。福岡市地下鉄で利用できます。
福岡エリア
電車
福岡県
- 福岡市地下鉄(箱崎線、空港線、七隈線)
nimoca(ニモカ)
西日本鉄道など、九州の民営の鉄道会社、バス会社の交通系ICカードです。九州全体と山口県西部、(なぜか)北海道函館市周辺で幅広く利用できます。
※2020年3月から、長崎県地域の「nagasaki nimoca(ナガサキニモカ)」が加わりました。
※2021年3月6日から、山口県西部地域のサンデン交通で使えるようになりました。
福岡県
電車
北部
- 筑豊電気鉄道
中部・南部
- 西日本鉄道(天神大牟田線、貝塚線、大宰府線、甘木線)
バス
全域
- 西鉄バス(次のコミュニティバスを含む。太宰府市「まほろば号」、那珂川町「かわせみ」、宗像ふれあいバス、大野城市「まどか号」、春日市「やよい」、小郡市)
福岡市
- 昭和バス
北部
- JR九州バス
北九州市
- 北九州市営バス
※2021年10月30日から利用可能になりました。
筑後地域
- 堀川バス
※2023年3月25日から利用可能になりました。
大分県(めじろんnimoca(ニモカ))
バス
中部(大分市・別府市を含む)
- 大分交通
- 亀の井バス
南部(大分市を含む)
- 大分バス
西部
- 日田市コミュニティバス「ひたはしり号」
熊本県(でんでんnimoca)
電車
熊本市
- 熊本市電
佐賀県
バス
東部(佐賀市を含む)
- 西鉄バス(次のコミュニティバスを含む。基山町、吉野ヶ里町)
- 佐賀市営バス
北部・中部
- 昭和バス
南西部
- 祐徳バス
長崎県(nagasaki nimoca(ナガサキニモカ))
電車
長崎市
- 長崎電気軌道(2020年3月22日より)
県北
- 松浦鉄道(2020年3月1日より)
バス
全域
- 長崎県営バス(2020年6月21日より)
県北
- させぼバス(2020年6月28日より)
- 西肥自動車(2020年6月28日より)
県央
- 長崎県央バス(2020年6月21日より)
宮崎県
バス
全域
- 宮崎交通
山口県
バス
西部
- サンデン交通
※2021年3月6日から利用可能になりました。
北海道(ICAS nimoca(イカすニモカ))
電車
函館市
- 函館市電
バス
函館地区
- 函館バス
おわりに
一覧の地域区分は、執筆者独自のものです。事業者によってカバーする範囲が異なりますので、重複している場合もあります。地域の区分が各地の実情にあっていない場合もあろうかと思います。ご容赦ください。
10種類のカードのどれかを持っていれば、ここに挙げた電車・バスのすべてにタッチだけで乗ることができます。
交通系ICカードの導入と相互利用は、これからも進んでいくでしょう。ご利用の際は、最新の情報を確認してください。
交通系ICカードについては、この記事以外に
- 全国の電車・バスでどのような交通系ICカードが使えるかすべて紹介したもの
交通系ICカード、自分のカードでどの電車・バスに乗れるのか一覧表で説明しますふだん使っている交通系ICカードが旅先でも使えるかどうか、気になったことはありませんか? 自分が持っているSuica(スイカ)などの交通系ICカードが旅行先でも使えるかどうか、現在の状況を一覧にしました。観光や出張などで、日本各地に出かけるときに、お役立てください。 - 全国の空港で全国相互利用サービス対応の交通系ICカードが使えるかどうかすべて紹介したもの
全国84空港、自分の交通系ICカードですぐ電車・バスに乗れますか?国内で一般の旅客が利用できるすべての空港について、公共交通機関を交通系ICカードで利用できるかどうかについて調べてみました。 観光や出張などで空港を利用するときにお役立てください。 - 交通系ICカードで乗れる路面電車を紹介したもの
交通系ICカードで乗れる路面電車一覧観光で訪れた土地で路面電車を利用するときに、手持ちの交通系ICカード(Suicaなど)が使えると便利です。小銭を用意したり、金額を確認したりする手間がありません。 この記事では、路面電車で使える交通系ICカードについて説明します。
がありますので、あわせてお読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。