宮城県の日本酒「日高見(ひたかみ)」の本生 純米初しぼりを飲みましたので、ご紹介します。
私の買値:2,808円(税込)
製造年月は、平成30年12月です。
表ラベル
裏ラベルはありません。表ラベルだけです。最低限必要なことは書かれていますが、裏ラベルがない割にはシンプルです。ラベルの白さが目立つ、すっきりとしたデザインです。
中央に商品名である「日高見」、右側にこの1本を示す「本生 純米初しぼり」とその下に諸元、左側に酒蔵さんの住所とお名前です。「日高見」とは、日本書紀で、現在の東北地方を指した地名だそうです(諸説あります)。
諸元は、
アルコール分 | 16度以上17度未満 |
原材料名 | 米(国産)、米こうじ(国産米) |
精米歩合 | 60% |
です。最低限ですが、これでわかります。
左下に、「底に白い澱が沈殿する事がありますが商品に問題ありません。」と書かれています。ちょっとしたことですが、書いてあると安心します。
表ラベルの上に、小ラベルがあり、「要冷蔵」「平成30酒造年度新酒」の文字と、杉玉をかたどったデザインに「亥」とあります。今季(平成30酒造年度)の新酒です。「初しぼり」ということで、今年の干支の「亥(いのしし)」を大きく出しているのでしょう。この、杉玉をかたどったデザインは、表ラベルの右上にも使われていますので、酒蔵さんのイメージデザインなのだと思います。シンプルないいデザインです。
酒造年度とは毎年の7月1日から翌年の6月30日までを指します。酒造りは冬場がメインで1月や4月を区切りにするとうまくいかないので、特別に定められています。「BY」で表すこともあり、「平成30酒造年度」は「30BY」です。
栓
酒蔵さんの家紋でしょう。井桁に一文字が描かれています。栓に家紋を使っているケースは、思ったほど多くはありません。もし、違っていたら、申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
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