クレジットカードで入れる空港ラウンジ(カードラウンジ)

カードラウンジ入口 1-4.ラウンジ
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国内、海外を問わず、ある程度以上大きな空港には、空港ラウンジがあります。空港ラウンジでは、出発前や乗継時間に飲み物を飲んだり、軽食を食べたりして、くつろぎながら時間調整ができます。
空港ラウンジには、クレジットカードのゴールドカードなどの保有者が入れる「カードラウンジ」と、ビジネスクラスなどの上級クラスの搭乗者やマイレージサービスの上級ステータスの保持者が入れる「航空会社ラウンジ」があります。
この記事では、ゴールドカードを持っていれば入れる「カードラウンジ」について説明します。

カードラウンジ入口

「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」はどちらも「空港ラウンジ」なので、自分がどちらに入れるか区別がつきにくい場合があります。受付で入場を断られている人をときどき見かけます。
断られるのはあまり気持ちのいいものではありません。自分が利用できるラウンジはあらかじめ調べていきましょう。

航空会社ラウンジについては、このブログの「クレジットカードでは入れない空港ラウンジ(航空会社ラウンジ)」で説明しています。

クレジットカードでは入れない空港ラウンジ(航空会社ラウンジ)
国内、海外を問わず、ある程度以上大きな空港には、空港ラウンジがあります。空港ラウンジでは、出発前や乗継時間に飲み物を飲んだり、軽食を食べたりして、くつろぎながら時間調整ができます。 空港ラウンジには、クレジットカードのゴールドカードなどの保...

「カードラウンジ」はほぼ国内のみ

「カードラウンジ」は、クレジットカードのゴールドカード以上、アメリカン・エキスプレス・カード、ダイナースクラブカードの保有者が無料で入れるラウンジです。
これらのカードを持っていなくても1,000円程度の料金を払えば入れますが、お金を払っている人はほとんど見たことがありません。
1つの空港に複数のカードラウンジがある場合は、カードによって入れるラウンジが異なることもありますが、たいていの空港ではすべて同じラウンジです。次の写真のように、入れるカードのマークを入り口に列挙しています。

カードラウンジ クレジットカード一覧

自分が持ってるクレジットカードで入れるかどうかは、この掲示で確認できます。
また、カード会社のサイトに、利用できるラウンジの一覧が掲載されていますので、あらかじめ確認しておけばスムーズです。大きな空港だとどこにあるかわかりにくいので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
「航空会社ラウンジ」は海外の空港にもありますが、「カードラウンジ」はほとんど国内の空港のみです。ほぼ唯一の例外は、ハワイのホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)です。お持ちのカードでホノルル国際空港のラウンジが利用できるかどうかについては、カード会社のサイトで確認してください。
ただし、ダイナースクラブカードだけは、事情が異なり、海外のラウンジを利用できます。この点については、いずれ別の記事で説明します。

対象者

ゴールドカード以上のクレジットカードを持っていて、当日、その空港から出発する場合に利用できます。出発時だけでなく、到着時に利用可能なラウンジもあります。クレジットカードを持っているだけではだめで、飛行機を利用する当日でなければなりません。

入り方

受付でクレジットカードと搭乗券を見せます。最近は、搭乗券が発券されず、スマホやICカードで代用するケースが増えてきましたが、その場合は口頭で便名を言ったり、画面を見せたりして証明します。

場所

ほとんどの空港で、制限エリアの外にあります。制限エリアの外というのは、搭乗口に入るときの手荷物検査を受ける前ということです。手荷物検査に時間がかかることがあるため、どうしても時間の余裕を見てラウンジを出る必要があります。「航空会社ラウンジ」は制限エリア内にあることが多いので、「カードラウンジ」の大きなマイナス点です。
ほぼ唯一の例外は、羽田空港にあるラウンジです。ラウンジが複数あり、制限エリア内にもあります。朝食時にクロワッサンやベーグルが提供され、とても評判のよいカードラウンジです。

同伴者

ラウンジを利用できるのはカードを持っている本人1名だけが原則です。同伴者は有料です。家族カードであれば大丈夫ですので、夫婦でよく利用する場合は、家族カードを発行しておけば便利です。子どもは同伴者扱いとなります。子ども連れだと利用は難しいでしょう。
ただし、一部のプラチナカードと、アメリカン・エキスプレス・カードは同伴者1名が無料です。夫婦で1枚ずつ持っていれば、子ども2人の計4名まで無料で入れます。
10年以上前の話になりますが、アメリカン・エキスプレス・カードで同伴者の利用を断られたことがあります。受付の係員が知らなかったようです。こういう場合は、カード会社に連絡すればすぐに対応してもらえたと思いますが、搭乗までそれほど時間がなかったのでそのままあきらめました。現在では、こういうことはもうないだろうと思います。

サービス内容

新聞や雑誌などが置いてあり、ソフトドリンクが無料というケースが一般的です。充電用のコンセントもあります。かつてはビール1缶無料というラウンジが多かったのですが、現在ではアルコールは有料です。例外の1つが熊本空港で、ビール1缶と地元の球磨焼酎が無料で飲めます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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