最終更新日 2019年3月21日
アメリカ・シアトル(Seattle)の路面電車(リンク・ライトレール)に乗ってきましたので、乗り方やきっぷの買い方などを紹介します。
イチロー選手が所属していたマリナーズの本拠地であるT-モバイル・パーク(旧セーフコ・フィールド)への行き方も説明しています。
シアトルは、アメリカ北西部最大の都市です。スターバックスなどのシアトル系コーヒーや航空機のボーイングの発祥の地であり、IT企業のマイクロソフト、流通大手のアマゾンの本社があります。
引退した野球のイチロー選手が所属していたシアトル・マリナーズの本拠地としても有名です。
シアトルには、リンク・ライトレールとストリートカーの2種類の路面電車が走っています。
この記事ではリンク・ライトレールの乗り方について説明します。ストリートカーの乗り方については、「路面電車:シアトル・ストリートカーの乗り方」をご覧ください。
路線
リンク・ライトレールは、シアトルの中心部と空港を結ぶ1路線です。
中心部では「地下鉄」、空港付近では「高架の郊外鉄道」、その間の住宅地では「路面電車」という3つの顔を持っています。
中心部では、土地に余裕がないため、地下を走っています。路線バスも地下を走ります。
空港付近では高架になり、空港の停留所はターミナルビルと直結しています。ただし、ターミナルビルと停留所はかなり離れています。けっこう歩かされますので、ご注意ください。
下の画像は、空港の1つ先にある終点のAngel Lake停留所です。
住宅地域では、乗り降りに便利な路面電車になっています。
沿線の地区の特性に合わせた使いやすい構造です。
きっぷの買い方
きっぷは、停留所にある自動券売機で購入します。現金のほか、クレジットカードも利用できます。
料金は距離制のため、自動券売機で行き先を選択し、表示された金額を支払います。例えば、空港から市内までは大人3米ドル、小人(6歳~18歳)1.5米ドルです(2019.1.26時点)。
1日乗車券
1日乗車券があり、片道運賃の2倍です。往復すれば、元が取れる計算になります。片道きっぷと同様に、停留所にある自動券売機で購入します。
乗り方
信用乗車方式です。乗降時のきっぷの確認はありません。乗り降りする扉も自由です。信用乗車については、サイトの「信用乗車方式」をご覧ください。
リンク・ライトレールはすべての停留所に停まります。降りるときの合図は不要です。
T-モバイル・パーク(旧セーフコ・フィールド)
イチロー選手が所属しているシアトル・マリナーズの本拠地であるT-モバイル・パーク(旧セーフコ・フィールド)に行くときにも、リンク・ライトレールが便利です。
※2019年に球場名が「セーフコ・フィールド」から「T-モバイル・パーク」に変わりました。
最寄りは、Stadium停留所です。文字通り、Stadium(球場)の停留所です。
中心部からは空港方面、空港からは中心部方面に乗ってください。中心部からはすぐで、空港からは30分ほどです。
Stadium停留所で降りれば、球場は目の前です。ただし、大きいので、目の前に見えても少し歩きます。人がいっぱいいますのでついて行けば大丈夫です。道を間違えるほうが難しいでしょう。
空港からリンク・ライトレールで向かうと、こんな感じで球場(T-モバイル・パーク(旧セーフコ・フィールド))が見えてきます。
上から見るとこんな感じです。
マリナーズの応援などでシアトルに行かれる場合は、地球の歩き方「シアトル&ポートランド」をお持ちになることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(2017年8月訪問)
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