おすすめの日本酒:仙禽(初槽 直汲み あらばしり)・今日の一本

日本酒「仙禽(せんきん)」 3-4.日本酒
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栃木県の日本酒「仙禽(せんきん)」初槽 直汲み あらばしり を飲みましたので、ご紹介します。

日本酒「仙禽(せんきん)」

私の買値(一升瓶):3,456円(税込)

製造年月は、2017年12月です。

製造年月は2017年12月

表ラベル

表ラベルには、商品名である「仙禽」をデザイン化した文字が描かれています。

仙禽 表ラベル

そのほかには、左下にひらがなで「せんきん」とあるだけです。

せんきん

裏ラベル

表ラベルがイメージのみのため、緒元などの情報は裏ラベルにあります。

仙禽 裏ラベル

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
原料米 ドメーヌさくら・山田錦(栃木県さくら市産)
ドメーヌさくら・ひとごごち(栃木県さくら市産)
精米歩合 麹米:40%(山田錦) 掛米:50%(ひとごごち)
アルコール分 16度(原酒)
仕様 初しぼり・無ろ過生原酒

ドメーヌ

原料米として「ドメーヌさくら・山田錦」「ドメーヌさくら・ひとごごち」とあります。ドメーヌ(domaine)は、あまり聞きなれませんがフランス語です。フランスでワインを造るときに、原料のぶどうから製品のワインまで一貫して生産することを指します。

裏ラベルにその説明書きがあります。

ドメーヌ
仙禽はすべての原料米に対してドメーヌ化を行いました。
蔵に流れる地下水(仕込み水)と同じ水脈上にある田圃だけに限定し、原料米を作付けします。仙禽にとって、その米は最良のマリアージュを約束します。

ちなみに「マリアージュ」とは、やはりフランス語で「ワインと料理の組み合わせ(相性)がよい」という意味です。ここでは「米と水の相性がよい」という意味でしょう。

裏ラベルでは、さらにフランス語と英語で同じ説明をしています(だと思います)。

ドメーヌの意味を知らないと、ちょっとわかりづらい内容ですが、こだわって造られているということは伝わってきます。

初槽 直汲み あらばしり

表ラベルの上に、「仙禽 初槽 直汲み あらばしり」という帯が縦長に付いています。

仙禽 初槽 直汲み あらばしり

表ラベルがイメージだけを伝えているため、商品の説明をこの形式で伝えています。この点についても、裏ラベルに説明があります。

当蔵では初しぼりを『初槽(はつふね)』と呼んでいます。初槽は槽口(亀口)から直接、直汲みし一本一本手詰めをしています。当蔵では唯一、ファーストタンクのみ『あらばしり』『なかどり』『せめ』を直汲みします。

この一本は「初槽 直汲み あらばしり」ですので、新酒の最初の分を手詰めしたものです。

栓には大きく「仙禽」と書かれています。

仙禽 栓

最後までお読みいただきありがとうございました。

トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
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