路面電車?:熊本電鉄の乗り方

最終更新日 2020年5月4日

熊本市には市電以外に熊本電気鉄道(熊本電鉄)が走っています。路面電車ではありませんが、併用区間(道路上を電車が走る区間)があります。
運賃の支払方法や、どこの駅から乗るかなど、熊本電鉄の乗り方について説明します。

熊本電鉄・併用軌道
上の写真が、併用区間です。国内で、道路上を通常の大きさの電車が走るのは、ここと滋賀県の大津だけです。特に、この区間はすぐ横に民家があり、ほかでは見られない光景になっています。

藤崎宮前-御代志、上熊本-北熊本の2路線があり、北熊本駅で乗り換えられます。かつては、熊本県北部の菊池温泉がある菊池駅まで路線があり、地元では「菊池電車」と呼ばれていましたが、1986年に御代志-菊池は廃止になりました。
沿線にめぼしい観光地はありませんので、旅行者が利用することはあまりないと思いますが、上熊本駅でJRと乗り換えられます。

上熊本駅
また、藤崎宮前駅は、中心部から徒歩圏内です。上通り(かみとおり)というアーケードのある商店街を北上し、アーケードがなくなってからもさらに北上し、突き当りを右に曲がって少し進むと左手に藤崎宮前駅があります。かなりわかりにくいので、地図かナビで確認してください。

運賃の支払方法

運賃は距離制で、大人140~410円、小人70~210円です(2019.10.1時点 ※消費税アップにより変更)。
現金で支払う、Suicaなどの交通系ICカードを使う、1日乗車券を使うなどの乗り方があります。
大きな駅には改札がありますが、小さな駅では運転手ときっぷをやりとりします。

利用できる交通系ICカードについては、このブログの「交通系ICカードで乗れる路面電車一覧」で説明しています。

路面電車に限らず、日本全国のどの交通機関で、どのカードが利用できるかについては、「交通系ICカード、自分のカードでどの電車・バスに乗れるのか一覧表で説明します」「交通系ICカード「全国相互利用サービス」で乗れる電車・バスをすべて紹介します」で説明しています。あわせてお読みください。

1日乗車券

熊本電鉄だけの1日乗車券はありませんが、熊本市電やバスなどと共通の「電車・バス共通1日乗車券(わくわく1dayパス)」が使えます。
わくわく1dayパスは、乗れる範囲に応じて3種類あります。熊本電鉄は、それぞれ乗れる範囲が異なりますので注意してください。

区間指定1 上熊本・藤崎宮前-堀川 700円
区間指定2 上熊本・藤崎宮前-須屋 900円
県内版 全線 2,000円

料金は大人用です(2019.10.1時点 ※消費税アップにより変更)。小人用はありません。下の画像は私が乗ったときに使ったきっぷで、「区間指定2」です。少し古いようで、デザインは変わっています。

電車・バス共通1日乗車券(わくわく1dayパス)

わくわく1dayパス(一日フリー乗車券) 熊本電気鉄道株式会社

おわりに

終点の御代志駅には、廃線を補うためのバス停(バスアンドライド)、駐車場(パークアンドライド)、駐輪場が整備されています。

御代志駅

このほか、昼間の時間帯であれば、自転車を車内に無料(通常の運賃のみ)で持ち込めるサービスも行っています。

宮崎駿監督のアニメ映画「魔女の宅急便」(1989年)に登場しているという噂もあるそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(2015年5月訪問)

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