2015年3月の北陸新幹線延伸開業に合わせて、JR富山駅は建て替えられました。それに合わせて、路面電車である富山地鉄軌道線の停留所も大きく変わりましたので、紹介します。
2017年10月
この記事を書いている時点では、とりあえず南口の整備は終わっています。
駅前にあるバスターミナルのロータリーが大きくなりました。
富山地鉄軌道線は、駅の構内に停留所ができました。乗り換えが、大変便利になりました。
上から見るとこんな感じです。
2014年11月
この時点では、南口は工事の真最中でした。北陸新幹線の延伸開業まで半年を切っています。
工事を示す看板もありました。
こういう場合に必ずある完成予想図もあります。
工事中に予想図を見てもあまりピンときませんが、完成後の様子がわかってから見返すとなるほどと思います。確かに、2017年10月に撮った写真とそっくりです。
上から見るとこんな感じです。
2014年1月
この時点で工事ははじまっていましたが、まだ旧駅舎が残っています。
富山地鉄軌道線は駅には乗り入れていませんでした。駅前に「富山駅前」停留所があり、乗客はそこまで歩いて乗り換えていました。
この停留所はいまもありますが、「富山駅」停留所が新設されて紛らわしくなったため、「電鉄富山駅・エスタ前」停留所に名前が変わっています。
北口には「富山駅周辺整備事業」という完成予想図もありました。
路線図
「富山駅」停留所が新設されたことで、路線図も変わっています。
富山地鉄軌道線の1日乗車券である「地鉄電車・バス1日ふりーきっぷ」に掲載されている新旧2つの路線図を掲載します。
2014年11月に買ったものでは、「富山駅前」という停留所名があり、駅前はまっすぐの線です。
2017年10月に買ったものでは、「富山駅」という停留所名になり、駅まで枝線が描かれています。
北口
南口は大きく変わりましたが、2017年10月時点で北口には大きな変化はありません。
富山ライトレールの「富山駅北」停留所付近で工事が行われていましたが、路面電車の線路の改良工事でした。
しかし、これから北口も変わります。南口の富山地鉄軌道線と北口の富山ライトレールの路線を接続し、直通運転する予定です。
2014年1月にあった「富山駅周辺整備事業」という完成予想図も、新しくなっていました。
2014年のものは南口を整備するという内容でしたが、2017年のものは、
路面電車の南北が接続されます。
駅の南北をスムーズに行き来できるようになります。
という内容に変わっています。
富山駅の進化はまだ終わりません。富山地鉄軌道線と富山ライトレールが相互乗り入れを行うようになるとさらに便利になります。
これからも富山駅と「富山駅」停留所の変化を見て行きたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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