おすすめの日本酒:満寿泉(ますいずみ)・今日の一本

日本酒「満寿泉(ますいずみ)」 4-3.日本酒
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富山県の日本酒「満寿泉(ますいずみ)」の辛口を飲みましたので、ご紹介します。

日本酒「満寿泉(ますいずみ)」

私の買値(一升瓶):1,836円(税込)

製造年月は、平成29年10月です。

製造年月は平成29年10月

私が知っている中では、東京で買えるおすすめの日本酒の中でもっとも安い一本です。味はもちろん安物ではありません。

蔵元

蔵元は、富山駅から北に走る路面電車「富山ライトレール」の東岩瀬停留所の近くにあります。
たまたま前を通ったときに撮影したのが下の画像です。

満寿泉 蔵元

見るからに老舗の蔵元です。
近くにある直売所(だったと思います)も立派なつくりです。

満寿泉 直売所

ただし、私が訪れた目的は蔵元ではなく、近くにあったお蕎麦屋さんです。テレビにもよく登場する有名なお店です。

蕎麦がおいしいのはもちろんですが、その店では吟醸酒なども含めさまざまな銘柄の満寿泉を、どれも1杯200円で提供していました。すぐそばにある蔵元さんのご好意によるものだと思います。どの銘柄もそれぞれおいしくいただきました。
蕎麦1枚と満寿泉12杯という会計をしたときには、店主の奥様(だと思います)にあきれられました。

残念ですが、そのお店は2017年1月に閉店しました。ネットによれば、店主の方のご病気によるものだそうです。店を続けられないほどのご病状となると、大変だと思います。
またあのおいしいお蕎麦をいただきたいなどという贅沢は申しません。テレビで十分ですので、もう一度、元気になったお姿を拝見させていただきたいと思っています。

ラベル

裏側にはラベルはありません。表側の1枚だけです。

満寿泉 表ラベル

原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
アルコール分 15度

満寿泉 諸元

吟醸酒でも本醸造酒でもないただの「清酒」です。精米歩合が60%なので、この点は「本醸造酒」の基準を十分に満たしています。それどころか「特別本醸造酒」の水準でもあります。
何か別に満たしていない条件があるのかもしれませんが、あえて単なる「清酒」を名乗っているのだろうと、私は思っています。
おいしければ分類はどうでもかまいません。

ラベルの内容はとてもシンプルです。これだけではちょっと物足りないからでしょうか、表側のラベルの上に、「ますいずみ」とひらがなで名乗りをあげています。

ますいずみ

栓にも「満寿泉」と記してあります。

満寿泉 栓

おわりに

満寿泉のラインナップには、貴醸酒(きじょうしゅ)という特殊な作り方をしたものもあります。値は張りますが、こちらもおすすめの一本です。

株式会社桝田酒造店

最後までお読みいただきありがとうございました。

トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
私がご紹介している日本酒は、「カテゴリー: 4-3.日本酒」でまとめてご覧いただけます。

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