広島市内に、歩行者・自転車と路面電車だけが通れる橋があります。自動車は通れません。
その橋の前後の道路は、自然に歩きやすい環境になっていました。
広電天満橋とその周辺の道路を歩いてきましたので、報告します。
広電天満橋
橋の名前は、「広電天満橋」です。名前に「広電(広島電鉄)」と入っています。
広島市を流れる天満川(てんまがわ)に架かっています。全長は、65メートルだそうです。
「諸車進入禁止」の看板もあります。
橋の両側に歩道があり、自転車も通れます。軌道と歩道の間は、大きな壁で仕切られています。
この橋は、広島市の中心部からやや西側、広電2号線・3号線の「小網町」停留所と「天満町」停留所の間にあります。「小網町」停留所が橋の東側、「天満町」停留所が西側になります。
「小網町」停留所は、道路に緑色のスペースを描いただけの停留所です。この形式の停留所はかなり危険な場合が多いのですが、自動車の通行量が少ないため、あまり危険な感じではありません。
橋の両側の道路は
橋の両側では、路面電車は道路上を走っています。「小網町」停留所もそこにあります。橋以外の部分は車の通行が禁止されているわけではありませんが、橋を通り抜けられないことがわかっていますので、自然と通行量が少なくなっています。
トランジットモールとはいきませんが、歩行者・自転車が通りやすい道路になっています。
下の映像は、西から「天満町」停留所に着くまでの様子です。広電天満橋は、さらにこの先になります。
音声はありません。動画が重かったら、申し訳ありません。
次は、上とは逆に東から「天満町」停留所に着くまでを路面電車の中から撮った映像です。揺れが激しかったため、映像も相当に揺れています。
映像から、歩行者や自転車がのんびり移動している様子を見ていただければ幸いです。
アメリカにも
アメリカ・ポートランド(Portland)には、歩行者・自転車と路面電車・路線バスだけが通れる橋「Tilikum Crossing(ティリカム・クロッシング)」があります。
「Tilikum Crossing」については、このブログの「ポートランドに歩行者と路面電車の橋「Tilikum Crossing」があります」をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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