路面電車:岡山電気軌道の乗り方

最終更新日 2020年3月18日

岡山市を走る路面電車に「岡山電気軌道」(通称「岡電」)があります。岡山県ただひとつの路面電車です。
運賃の支払方法や、どこの扉から乗るかなど、岡電の乗り方について説明します。

岡山電気軌道

JR西日本の岡山駅前にある「岡山駅前」停留所と「東山」停留所を結ぶ「東山線」、「岡山駅前」停留所と「清輝橋」停留所を結ぶ「清輝橋線」の2系統あります。「岡山駅前」停留所から2つ目の「柳川」停留所までは同じ線路を走ります。

旅行者が利用する場合は、「岡山駅前」停留所から乗ることになるでしょう。有名な観光地である岡山城と後楽園は、「岡山駅前」停留所から東山線で3つ目の「城下」(しろした)停留所が最寄りとなります。ただし、降りても目の前ではなく、ちょっと歩きます。

運賃の支払方法

運賃は、区間によって大人100円(小人50円)、大人140円(小人70円)の2パターンあります(2019.10.1時点 ※消費税アップによる変更なし)。距離ではなく、岡山駅の近辺だけで乗り降りする場合に安くなっています。東山線では「岡山駅前」停留所から4つめの「県庁通り」停留所まで、清輝橋線では3つめの「郵便局前」停留所までの範囲内であれば大人100円、それ以外であれば、たとえ1区間でも大人140円になります。岡山駅周辺の繁華街では、短い距離でも利用してもらいたいという考え方でしょう。

現金だけでなく交通系のICカードも使えます。以前は、「ハレカカード」という岡山地域のものと、関西圏のPiTaPaカード、ICOCAカードの3種類だけでしたが、2017年10月1日から交通系ICカードの「全国相互利用サービス」に加わり、Suicaなども使えるようになりました。
利用できる交通系ICカードは、このブログの「交通系ICカードで乗れる路面電車一覧」をご覧ください。

路面電車に限らず、日本全国のどの交通機関で、どのカードが利用できるかについては、「交通系ICカード、自分のカードでどの電車・バスに乗れるのか一覧表で説明します」「交通系ICカード「全国相互利用サービス」で乗れる電車・バスをすべて紹介します」で説明しています。あわせてお読みください。

後乗り、後払いです。車両の後方の入り口から乗り込みます。そのとき、整理券が出ていれば取ります。ICカードを利用する場合は、カードリーダーにタッチします。降りるときは、車両の前方に移動し、運転席のすぐ後ろにある料金箱に、(取っていれば)整理券と所定の金額を入れて、前扉から外に出ます。ICカードの場合は、料金箱のカードリーダーにタッチします。1日乗車券を持っている場合は、そのときに運転手に見せます。

整理券発行機

ご利用方法 岡山電気軌道

1日乗車券

1日乗車券は、大人400円、小人200円です(2019.10.1時点 ※消費税アップによる変更なし)。3回または4回乗れば元が取れる計算になります。
発売場所は、「岡山駅前バス総合案内所」などの3か所と電車内です。旅行者が買う場合は、「岡山駅前バス総合案内所」が便利です。私は電車内で買いましたが、運転手さんを少し慌てさせてしまいました。お手数をおかけしました。
スクラッチ方式で、購入後、運転手に見せる前に日付の部分を自分で削ります。

岡電1日乗車券

上の画像は私が乗ったときに使ったきっぷです。少し古いですが、デザインは変わっていないようです。

運賃・定期券 岡山電気軌道

おわりに

岡電の起点は、「岡山駅前」という名前の停留所ですが、JRの岡山駅とは少し離れています。大通りを渡らないと行き来できません。新幹線で2駅東にある姫路駅では、駅前を「トランジットモール」とし、歩行者がゆったりと歩ける空間を整備しました。岡山駅前も導入してはどうでしょうか。

(2020.3.18追記)
「岡山駅前」停留所からさらに延伸し、「岡山駅」停留所ができることが正式に決まったそうです。開業は2023年春ごろです。これで乗り換えは便利になります。

岡山駅前

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(2012年10月訪問)

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