2018年6月10日(日)に、都電荒川車庫で開催された路面電車の日記念イベントに行ってきました。あいにくの雨でしたが、盛況で、特に子どもたちが楽しめるイベントでした。
こんなイベントです
6月10日は「路面電車の日」です。東京都交通局は、毎年、路面電車の日前後の日曜日に「路面電車の日記念イベント」を開いています。今年(2018年)は6月10日が日曜日でしたので、「路面電車の日」当日のイベントになりました。
開催場所は、都電荒川線の「荒川車庫前」停留所に隣接した荒川車庫です。東京都の報道発表資料「「2018路面電車の日」記念イベントを開催します」によると、「ご来場の際は東京さくらトラム(都電荒川線)をご利用ください。」とのことです。
「2018路面電車の日」記念イベントを開催します|東京都交通局 |
昨年は、2017年6月11日 日曜日に開かれました。昨年の様子については、ブログの「2017路面電車の日『ありがとう7000形イベント』に行ってきました」で紹介しています。興味のある方はあわせてご覧ください。
さまざまな催し
会場ではさまざまな催しが開かれています。次の画像は、会場内にあったパンフレットです。
これによると、次のような催しがあります。
- 車両撮影会
- 車庫内見学
- 鉄道部品販売
- 都電・都バスグッズ販売
- 展示コーナー・体験コーナー
さらに「他にもイベントたくさん!」です。
車両撮影会
9000形と7700形が展示されていました。下の画像の中央が9000形、左右両側が7700形です。これが目当ての来場者も多かったようです。
車庫内見学
ふだんは見られない車庫の内部が見られます。ただ見るだけではなく、係員の方による説明もあります。
係員がついて、実際に子どもたちが機器を操作する体験コーナーもありました。子どもたちにはいい経験でしょう。
鉄道部品販売
もちろん鉄道部品販売コーナーもあります。これだけが目的という方もいらっしゃったようです。
都電・都バスグッズ販売
都電・都バスのグッズ販売は、独立したブースになります。
展示コーナー・体験コーナー
子どもを対象にした催しも多く、雨にもかかわらず多くの子どもたちが楽しんでいました。
上の画像は「踏切遮断機の動作実演」です。構内に踏切が再現され、係員の指導で踏切の遮断機を操作します。子どもたちが実際に体験していました(大人も可)。このイベントは事前申し込みではなかったので、長い列ができていました。
路面電車の運転をシミュレートする体験もありました。
事前に申し込みが必要な催しもあります。あらかじめはがきで申し込んだ親子の方が参加していました。
- 保線業務の模擬体験
- 床下通り抜け体験
おわりに
雨天でした。しかも、梅雨前線と台風の両方の影響で強い雨になるという予報でしたので、例年に比べ人出は多くありませんでしたが、それでも盛況でした。かっぱを用意してきた小さなお子さんも多く見かけました。
実際には、開催時間中はそれほどひどい降りにはならなかったので、家族連れの方や、何より主催者の方はほっとしたのではないでしょうか。
小学生以下のお子さんがいらっしゃる家庭には、特におすすめしたいイベントです。毎年、梅雨時期なのが気になりますが、会場もそれほど広くはなく、屋内も多いので雨でも大丈夫です。パンフレットによると「雨天決行・荒天中止」だそうです。都電の「荒川車庫前」停留所で降りれば、会場は目の前です。
来年もまた、訪れたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
[このサイト・ブログ内の関連記事]
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