高知県の日本酒「玉の井(たまのい)」の特別純米を飲みましたので、ご紹介します。
私の買値:2,452円(税込)
製造年月は、2018年9月です。
高知で買いました。地元に流通している銘柄で、私が知っている限りでは、東京で売っている店はありません。あくまでも私が知っている限りです。
同じ酒蔵さんに「南(みなみ)」という銘柄もあり、こちらは東京で手に入ります。南については「おすすめの日本酒:南(みなみ)特別純米冷卸・今日の一本」で紹介しています。あわせてお読みください。
表ラベル
地元向けの酒らしく、必要最低限の情報しか書かれていないすっきりとしたラベルです。裏ラベルもありません。
中央に大きく「玉の井」とあり、右上に「特別純米」、左下に酒蔵さんの住所、会社名があります。
諸元は右下です。
原材料名 | 米(国産) 米こうじ(国産米) |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 16度 |
精米歩合が「60%」なので、ただの「純米」ではなく「特別純米」を名乗っています。
栓
栓には「南」と記してあります。酒蔵さんが「有限会社 南酒造場」ですので、その「南」です。
日本酒「南」も同じ栓でした。
地元向けの銘柄と、全国向けの銘柄を分けて製造している酒蔵さんはめずらしくありません。また、銘柄は1つでも、吟醸は全国に出荷しているが本醸造は地元にしか出荷していない、などの場合もあります。地元向けは比較的安価で品質も十分ですが、東京では売っていないケースがほとんどです。飲み屋をあたれば置いている店もあると思いますが、どちらかというと、その土地を訪れたときの楽しみにしておく日本酒でしょう。この「玉の井」もそんな日本酒の1つです。高知を訪れたら、飲んでみることをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
トランジットモール評論家と名乗りながら、なぜかおすすめの日本酒を紹介しています。味の感想が少ないことにお気づきかと思いますが、この歳になると好みがほぼ固定してきており、多少の例外はありますが「すっきりして飲みやすい」と表現すればほとんどすべてに当てはまります。
ありがたいことに、ご紹介した日本酒の地元の方によく見ていただいているようです。もし、私がご紹介した中にお好きなものがあれば、ぜひ別の日本酒も試してみてください。きっと気に入っていただけると思います。
私がご紹介している日本酒は、「カテゴリー: 4-3.日本酒」でまとめてご覧いただけます。