マイルが貯まるクレジットカード:ANAカード

ANA機の尾翼 1-2.貯め方
この記事は約4分で読めます。

全日空(ANA)でマイルを貯めるためには絶対に持っておきたいクレジットカードである「ANAカード」について説明します。
マイルを貯めるためのクレジットカードを探している方のために、公式サイトではわかりにくいメリットやデメリットを紹介します。

名称 ANAカード
対象航空会社(プログラム) 全日空(ANAマイレージクラブ)
還元率 1%(100円=1マイル)のケースが多い
クレジットカード年会費 一般カード:主に2,000円(税込)
ワイドカード:主に7,975円(税込)
ワイドゴールドカード:主に15,400円(税込)
プレミアムカード:カードごとに異なる

ANAカードには、さまざまな種類があります。この記事では、ANAカードすべてに共通する内容について説明します。個々のANAカードについては、それぞれ別の記事を作成しています。この記事の最後にリストを掲載していますので、そこから各カードの説明に移動してください。

また、JALカードについては、このブログの「マイルが貯まるクレジットカード:JALカード」で説明しています。

マイルが貯まるクレジットカード:JALカード
日本航空(JAL)でマイルを貯めるためには絶対に持っておきたいクレジットカードである「JALカード」について説明します。 マイルを貯めるためのクレジットカードを探している方のために、公式サイトではわかりにくいメリットやデメリットを紹介します...

グレード

ANAカードには、次の4つのグレードがあります。

  • 一般カード
  • ワイドカード
  • ワイドゴールドカード
  • プレミアムカード

ただし、カードの種類によっては発行していないグレードもあります。

ワイドカードは、クレジットカードとしては「一般カード」ですが、飛行機に乗ったときの搭乗ボーナスマイルが多いなどの特典が特別に追加されたカードです。

入会・継続ボーナスマイル

ANAカードの入会時と、継続時には次のボーナスマイルがもらえます。

一般カード 1,000マイル
ワイドカード 1,000マイル
ワイドゴールドカード 2,000マイル
プレミアムカード 10,000マイル

入会時だけでなく、継続時にももらえることがANAカードの特長の1つです。
カードを持っているだけで毎年必ずもらえます。飛行機に乗ったときといった条件はありません。年会費の安い一般カードであれば、カードを使わなくても、この継続ボーナスマイルだけで十分に元が取れると考えることもできます。
ただし、もらえるのは、本会員だけです。家族会員はもらえません。

搭乗ボーナスマイル

ANAカードを持っていると、ANAに乗ったときのフライトマイルにボーナスマイルがつきます。
たとえば、東京-大阪間を普通運賃で片道乗った場合、フライトマイルは

280マイル

です。しかし、一般カードを持っていれば、搭乗ボーナスマイル10%が加算され、

308マイル(280+28)

になります。

家族カード(家族会員)

一部の種類を除いて、配偶者などの家族に家族カードが発行できます。家族カードの利用分は、本会員のマイルとして貯まります。クレジットカードを使ってマイルを貯めるときは、家族一丸となって、が鉄則です。家族みんなでマイルを貯めましょう。

家族カードの年会費は、普通カードで1,100円(税込)です。本会員と同じグレードで発行されます。
上で説明した「搭乗ボーナスマイル」は、家族カードの場合も付与されます。ただし、こちらはショッピングマイルと異なり、家族会員のマイルとして貯まります。
本会員と家族会員で別々にマイルが貯まると非効率的です。しかし、ANAカードを持っていると、家族のマイルを合算して利用することができます。このブログの記事「家族のANAマイルを合算して使う方法があります」で説明していますので、そちらをお読みください。

家族のANAマイルを合算して使う方法があります
ANAマイレージクラブで、家族のマイルを合算して特典に変えられる「ANAカードファミリーマイル」について説明します。一人ひとりのマイルが少なくても、まとめれば特典までたどり着けます。

ANAカードマイルプラス

ANAカードマイルプラス提携店でANAカードを使うと、マイルが1.5~2倍貯まります。100円につき1.5~2マイルです。これは、相当に高い還元率です。どのような店があるかについては、ANAのサイトで確認してください。よく使う店が含まれていれば、ラッキーです。

お客様番号

ANAマイレージクラブに入会すると10桁のお客様番号が付与されます。複数のANAカードを発行した場合は、それぞれ異なる番号になります。カードを申し込むときに、すでに持っている番号を登録しておけば、複数の番号が紐付けられ、どれか1つのカードがメインカードになります。紐付け(統合)は、カード発行後にANAのサイトから行うこともできます。
ボーナスマイルなどの特典は、持っているカードの中でもっとも上位のものになります。紐付けさえちゃんとしてあれば、どのお客様番号でも大丈夫ですが、サイトの利用などはメインカードで行います。
事実上問題ありませんが、なぜ1つにしなかったのか不思議です。

ANA機の尾翼

こんな人におすすめ

  • ANAマイレージクラブでマイルを貯めている
  • クレジットカードを使ってANAのマイルを貯めたい

クレジットカードでの買物は、支払いが終了するまで借金です。借金であることをつねに頭に置いて利用してください。
マイルを貯めるために不必要な買物をしては本末転倒です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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